中3の叶結衣が高校生抑え首位「優勝して宮里藍プロとラウンドを」 馬場咲希は2打差3位【宮里藍インビテーショナル】
ジュニア女子ゴルファーを対象にした第3回宮里藍インビテーショナルSupported by SUNTORYが24日、茨城・PGM石岡GCで開幕した。大会側から招待された中学1年から高校2年までの33人が出場。日本人として37年ぶりに全米女子アマチュア選手権を制した17歳・馬場咲希(代々木高2年)も名を連ねる中、14歳・叶結衣(沖学園中3年)が、7バーディー、1ボギーの66で回って6アンダーとし、2021年全国高校選手権春季大会覇者の徳永歩(ECC学園高2年)と並んで首位に立った。馬場は68の4アンダーで3位につけている。大会は2日間計36ホールのストロークプレーで行われ、上位5人が、来年の宮里藍サントリーレディス主催者推薦選考会出場権を獲得。優勝者は宮里とラウンドの権利を手にする。
第3回宮里藍インビテーショナルSupported by SUNTORY初日
ジュニア女子ゴルファーを対象にした第3回宮里藍インビテーショナルSupported by SUNTORYが24日、茨城・PGM石岡GCで開幕した。大会側から招待された中学1年から高校2年までの33人が出場。日本人として37年ぶりに全米女子アマチュア選手権を制した17歳・馬場咲希(代々木高2年)も名を連ねる中、14歳・叶結衣(沖学園中3年)が、7バーディー、1ボギーの66で回って6アンダーとし、2021年全国高校選手権春季大会覇者の徳永歩(ECC学園高2年)と並んで首位に立った。馬場は68の4アンダーで3位につけている。大会は2日間計36ホールのストロークプレーで行われ、上位5人が、来年の宮里藍サントリーレディス主催者推薦選考会出場権を獲得。優勝者は宮里とラウンドの権利を手にする。
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中3で身長153センチの叶が、堂々の首位に立った。
「ショットが良かったですし、5メートル以内のパットもよく入ってくれました」
前日は他の出場者とともに、宮里による「ビジョン54レッスン会」に参加した。同会は、宮里が現役時代に学んでいた全ホールでバーディーを獲る考え方「ビジョン54」に基づいており、状況判断の「THINK BOX」、決めた判断を迷わず実践する「PLAY BOX」、プレーを記憶に残すために「やった」などと声を出す「MEMORY BOX」に分けて説明された。叶はその中で、特に「MEMORY BOX」を意識していたという。
「声は出せませんでしたが、心の中でつぶやいていました。今日はいいショットの記憶がたくさん残せたと思います」
ゴルフを始めたのは7歳からでベストスコア64。この日は66をマークし、馬場を2打上回った。明日25日の最終日は同じく首位の徳永、3位馬場との最終組だが、臆せずに言った。
「優勝したいです。そして、宮里藍さんと一緒にラウンドして、いっぱい勉強したいです」
宮里については「プレーは見たことがないけど、元世界ランク1位の人なので憧れです」という。前日には母親も含めた3ショットの撮影に成功。最終日は優勝者になり、2ショットを撮ってもらうつもりだ。
【初日成績上位者】
1位(-6)叶結衣
徳永歩
3位(-4)馬場咲希
4位(-3)岡安優菜
菊田ひな
清本美波
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)