ダルビッシュ初の週間MVP 14回被安打わずか3で米称賛「キャリア重ねるごとに力強く」
米大リーグ(MLB)は19日(日本時間20日)に今月12~18日(同13~19日)の週間MVPを発表し、ナ・リーグはパドレスのダルビッシュ有投手が選出された。意外なことに、これが初の週間MVP。米記者からは驚きとともに「パドレスをプレーオフ進出圏内に押し上げた」と称賛の声が寄せられている。
1週間で2試合に登板 14イニングでの被安打はわずか3本
米大リーグ(MLB)は19日(日本時間20日)に今月12~18日(同13~19日)の週間MVPを発表し、ナ・リーグはパドレスのダルビッシュ有投手が選出された。意外なことに、これが初の週間MVP。米記者からは驚きとともに「パドレスをプレーオフ進出圏内に押し上げた」と称賛の声が寄せられている。
13日の敵地マリナーズ戦で8回2安打無失点と快投し、中4日で登板した18日の敵地ダイヤモンドバックス戦でも6回1安打無失点で2連勝。自身5連勝で今季の勝利数を一気に15まで伸ばした。14イニングで被安打はたったの3本。MLB10年目で初の週間MVPとなった。
これには米記者たちもツイッター上で反応。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のパドレス番、デニス・リン記者は「ユウ・ダルビッシュがナ・リーグの週間MVPに選出された。2度の先発で14回無失点。驚いたことに彼のキャリアで初の週間MVP受賞だ。パドレスの投手だと2021年4月のジョー・マスグローブ以来」と驚きを持って伝えた。
また、地元紙「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」のアニー・ハイルブロン記者も「今季のダルビッシュは著しい。特に後半戦は。キャリアを重ねるごとに力強くなっているようにも思える」と綴っている。
地元紙「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」も「36歳のベテラン投手は両先発で相手を圧倒。14回無失点でパドレスをプレーオフ進出圏内に押し上げた」とチーム躍進の原動力となっていることを称賛。この2試合については「被打率.067、被出塁率.087、被長打率.067だった」といったデータも紹介している。
(THE ANSWER編集部)