大谷翔平に「相手投手は苦労した」 12球投げさせた粘りに米注目「初回からバトルだ」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地マリナーズ戦に「2番・DH」で先発出場。4打数2安打だったが、チームは1-9で敗れた。初回の第1打席は空振り三振に終わったが、相手の先発投手に12球も投げさせるなど粘った。米国の敵地記者も「彼(先発投手)は苦労した」と伝えている。
マリナーズ戦で2安打、初回の粘りにも注目
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地マリナーズ戦に「2番・DH」で先発出場。4打数2安打だったが、チームは1-9で敗れた。初回の第1打席は空振り三振に終わったが、相手の先発投手に12球も投げさせるなど粘った。米国の敵地記者も「彼(先発投手)は苦労した」と伝えている。
初回から相手ピッチャーが球数を費やした。1死走者なしの第1打席。右腕ギルバートと対戦した大谷は、1-1から158キロの速球、スライダーに食らいついて4球連続ファウル。1球ボール球を挟むと、その後もチェンジアップなどに対応。低めボールゾーンに落ちる球もなんとか拾って、合計8球もファウルを打った。結局12球目で空振り三振となったが、簡単には打ち取られなかった。
この日は第3打席で左翼線二塁打、第4打席で中前打と2安打も放った大谷。初回の攻防にもツイッター上の米記者が反応。米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」などに寄稿していたブレント・マグワイア記者は、投球チャート図を投稿し「ショウヘイ・オオタニとローガン・ギルバートは初回からバトルを繰り広げた」と伝えた。
またMLB公式サイトでマリナーズ番を務めるダニエル・クレーマー記者は「ローガン・ギルバートはショウヘイ・オオタニをスライダーで空振り三振に抑えるまで、12球を費やした。彼は8球ファウルを打たれるなど苦労した」と記していた。
(THE ANSWER編集部)