大谷翔平に勝つなら「降板後に打つしかない」 敵地シアトル紙も快投0封に脱帽しきり
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地マリナーズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場。7回3安打無失点8奪三振で、自己最多を更新する13勝目を挙げた。大谷の快投にシアトルの地元紙も脱帽。「(打つのは)不可能に近いだろう」と伝えている。
敵軍地元紙も嘆き「マリナーズが勝てるとするなら、ブルペン陣を打つしかなかった」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地マリナーズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場。7回3安打無失点8奪三振で、自己最多を更新する13勝目を挙げた。大谷の快投にシアトルの地元紙も脱帽。「(打つのは)不可能に近いだろう」と伝えている。
投球スタイルを変化させた大谷。スライダーを多投し、6回まで毎回奪三振、被安打をわずか3に抑えた。マリナーズの地元紙「シアトルタイムズ」は「打線が手薄になったマリナーズ、エンゼルスのショウヘイ・オオタニを倒す火力は残っていなかった」と見出しを打って、この日の敗戦をこう伝えた。
「健康で全員が揃ったマリナーズ打線だとしても、ショウヘイ・オオタニから安打や得点を重ねるのは難しいことだろう」
「それにスアレス、ハニガー、ロドリゲスがいない打線? 不可能に近いだろう」
同紙はただでさえ難敵の大谷に対し、前日スタメンで今季27本塁打のフリオ・ロドリゲスと同31本塁打のユジニオ・スアレスを欠いていたことを嘆いた。また「マリナーズが勝てるとするなら、オオタニがマウンドを降りた後のブルペン陣を打つしかなかった」と脱帽しきりだった。
大谷は7回を投げて、今季の投球回を148とし、規定投球回まであと14と迫った。打者としては初回にフェンス直撃の先制二塁打を放ち、2打数1安打1打点。投打で躍動し、2-1の勝利に貢献した。
(THE ANSWER編集部)