大谷翔平、圧巻13勝目の裏で… 敵番記者を「不公平だ」と脱帽させた1球が米話題
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地マリナーズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場。7回3安打無失点8奪三振の快投で自己最多を更新する13勝目を挙げた。マリナーズの番記者は大谷がゾーンいっぱいに決めた変化球に注目。動画を公開し、「不公平なバックドアのスライダー」と落胆している。
本拠地マリナーズ戦で13勝目、6回先頭で三振奪ったスライダーに注目集まる
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地マリナーズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場。7回3安打無失点8奪三振の快投で自己最多を更新する13勝目を挙げた。マリナーズの番記者は大谷がゾーンいっぱいに決めた変化球に注目。動画を公開し、「不公平なバックドアのスライダー」と落胆している。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
変化球が冴え渡った。ワイルドカード2位でプレーオフ進出圏内のマリナーズと対峙した大谷。5回まで毎回奪三振で強力打線を手玉に取った。6回、先頭に左打者のJ.P.クロフォードを迎えると2-2と追い込んだ7球目。外角低めにゾーンいっぱいの88マイル(約141キロ)のスライダーを投げ込むと、全く手を出せず見逃し三振。大谷も小さくガッツポーズを見せた。
MLB公式サイトでマリナーズ番を務めるダニエル・クレーマー記者はこの一球に注目。ツイッターに「J.P.クロフォードはショウヘイ・オオタニの不公平なバックドアのスライダーで空振り三振。オオタニは今夜変化球で10個の空振りを奪っている」と投稿し、大谷の変化球に白旗を掲げていた。
米投球分析家の「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米国の投球分析家ロブ・フリードマン氏も実際の映像を公開。米ファンからは「超エゲツない」「やばすぎる」「これで打点も決めている」「率直に言ってキラーピッチ」などの反響が寄せられている。
7回を投げ切った大谷。今季の投球回を148とし、規定投球回まであと14と迫った。打者としては初回にフェンス直撃の先制二塁打を放ち、2打数1安打1打点。投打で躍動し、2-1の勝利に貢献した。
(THE ANSWER編集部)