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ミライモンスター松本圭佑、2回TKO勝ちでデビュー6戦連続KO「いずれチャンピオンに」

ボクシングのフェザー級(57.1キロ以下)ノンタイトル8回戦が13日、東京・後楽園ホールで行われ、日本同級9位・松本圭佑(大橋)が石田凌太(角海老宝石)に2回1分43秒TKO勝ちした。戦績は松本が6勝(6KO)、石田が11勝(6KO)4敗。観衆は968人。

ロープ際、左フックで石田の顎を捉え、2回TKO勝ちした松本圭佑【写真:浜田洋平】
ロープ際、左フックで石田の顎を捉え、2回TKO勝ちした松本圭佑【写真:浜田洋平】

フェザー級ノンタイトル8回戦

 ボクシングのフェザー級(57.1キロ以下)ノンタイトル8回戦が13日、東京・後楽園ホールで行われ、日本同級9位・松本圭佑(大橋)が石田凌太(角海老宝石)に2回1分43秒TKO勝ちした。戦績は松本が6勝(6KO)、石田が11勝(6KO)4敗。観衆は968人。

 松本は左フックで仕留めた。前日にはキャリアを積むために長いラウンドを希望していた通り、初回は冷静な入り。ジャブを差し合い、右ストレートを入れた。しかし、決着は2回。やや被弾する場面もあった後、ロープに詰めて左フックを一閃。顎を捉え、レフェリーストップを呼び込んだ。元東洋太平洋フェザー級王者の父・好二トレーナーに労われ、頬を緩めた。

 リングインタビューでは「今回のテーマは慌てず仕留めること。1ラウンドで様子を見てカウンターを出せたので、それはよかったと思う。距離感の把握はできて、丁寧に戦うことを目標にしていた」と淡々。「6戦目で日本ランクも1ケタ。徐々に上げて、今日みたいな勝ち方ができるように頑張って、いずれチャンピオンになれるようにしたい」と目標を語った。

 2020年8月のプロデビューから5試合で初回決着は3度。最長で5回だった。今年6月には、タイ・スーパーバンタム級1位ナクハリン・ハンギュ(タイ)との58.0キロ契約8回戦で1回42秒TKO勝利。デビュー5連勝を飾っていた。現在の日本ランクは9位。阿部麗也(KG大和)が王座を保持している。

 アマチュア時代は、フジテレビの人気番組「ミライ☆モンスター」で注目された23歳。この日はプロ転向後6試合連続KO勝ちを果たし、大きな拍手を浴びた。「ミライを取って、モンスターになれるように頑張りたいと思います」と力を込めた。

(THE ANSWER編集部)

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