121kg巨漢ルイス、元暫定王者を3度ダウン奪取で撃破 米興奮「電光石火のカウンター」
4日(日本時間5日)に米ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで開催されたボクシングのヘビー級12回戦で、世界同級元3団体統一王者のアンディ・ルイス(米国)が、元WBA同級暫定王者ルイス・オルティス(キューバ)に3-0(113-112、114-111、114-111)の判定勝ち。3度のダウンを奪い、昨年5月の再起戦以来となる試合で勝利した。
ルイスが元WBA暫定王者オルティスに判定勝ち
4日(日本時間5日)に米ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで開催されたボクシングのヘビー級12回戦で、世界同級元3団体統一王者のアンディ・ルイス(米国)が、元WBA同級暫定王者ルイス・オルティス(キューバ)に3-0(113-112、114-111、114-111)の判定勝ち。3度のダウンを奪い、昨年5月の再起戦以来となる試合で勝利した。
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体重120キロを超える巨漢ルイスが、12ラウンドの激闘の末に43歳オルティスを破った。まずは2回、カウンターの右でオルティスに膝をつかせるなど2度ダウンを奪取。7回には接近戦から右フックを浴びせて再び倒した。その後も猛攻を見せるシーンもあり、1年4か月ぶりの試合を勝利で飾った。
前日計量では体重268.75ポンド(121.90キロ)だったルイス。2回に食らわせた強烈なカウンターを、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のボクシングの米興行大手「プレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)」専門ツイッターが公開。米ファンからは「良いカウンターだ」「立ち上がるとは思わなかった」「これはクレイジーな速さだ」「凄いな」「美しいタイミングだ」などと興奮の声が集まった。
またツイッター上の米記者たちも反応。リング誌のパウンド・フォー・パウンド評議員を務めるアダム・アブラモウィッツ記者は「ルイスが電光石火のカウンターだ」と強烈な一発に注目。米スポーツ専門局「ESPN」のマイク・コッピンガー記者は「アンディ・ルイスが3-0判定勝ちの試合でルイス・オルテスから3度ダウンを奪った。スコアは113-112、114-111、114-111。堅実な勝利でパワーを披露したが、手数に関してはかなり保守的だった」と伝えた。
一方、リング誌のダグラス・フィッシャー編集長は「オルティスは判定負けするだろうが、メインの挑戦者とは考えない人もいる中でヘビー級でまだできることを証明した」と43歳オルティスの奮闘を伝えた。
(THE ANSWER編集部)