ダルビッシュの156km剛球が球審直撃 米悲鳴「痛そう…君のせいじゃない」「マジか」
米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手は2日(日本時間3日)、敵地ドジャース戦に先発した。156キロの速球を捕手が後逸し、球審を直撃する悲劇が起こった。米投球分析家が動画を公開すると、米ファンからは「痛そう……あなたのせいじゃない」といった声が上がっている。
ダルビッシュが敵地ドジャース戦に先発
米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手は2日(日本時間3日)、敵地ドジャース戦に先発した。156キロの速球を捕手が後逸し、球審を直撃する悲劇が起こった。米投球分析家が動画を公開すると、米ファンからは「痛そう……あなたのせいじゃない」といった声が上がっている。
4-0の4回2死二塁。ダルビッシュは6番ガロを1-2と追い込んだ。4球目の97マイル(約156.1キロ)の直球でバットを振らせた。空振り三振かと思われたボールを捕手が取れず、アルフォンソ・マルケス球審の左胸付近を直撃した。左腕にも当たったようで、治療にあたるマルケス球審のもとに向かったダルビッシュは、グラブで軽く体を叩いて負傷を気遣った。
「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米投球分析家ロブ・フリードマン氏は、ツイッターに動画を公開。「ユウ・ダルビッシュ、97マイルの速球(そしてアルフォンソ・マルケスに、サイン違いで異なる球種を投げたことを謝罪『すみません』)」と記した。米ファンは「痛そうね……ユウ、あなたのせいじゃないよ」「マジか」と悲鳴交じりのコメント。一方、判定がファウルになり、「これは三振だった」「奪三振だったのにマルケスはファウルの判定をした」などの声が上がった。
その後もファウルで粘られたが、9球目のスライダーでガロから見逃し三振を奪い、無失点でしのいだ。5回には日米通算3000奪三振を達成し、5回までに2安打7奪三振無失点としている。
(THE ANSWER編集部)