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涙から4日、原英莉花は復活Vへ再出発 口に出した「責任あるインパクト」の意味とは

女子ゴルフの国内ツアー・ゴルフ5レディスが2日、千葉・ゴルフ5Cオークビレッヂ(6465ヤード、パー72)で開幕する。プロアマ戦が行われた1日は、原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)が会見。前週、単独首位で最終日を迎えながら優勝を逃したことを振り返り、「責任あるインパクトをする」「伸び代を伸び代で終わらせない」などと決意を語った。

前週は、単独首位で最終日を迎えながら優勝を逃した原英莉花【写真:Getty Images】
前週は、単独首位で最終日を迎えながら優勝を逃した原英莉花【写真:Getty Images】

2日からゴルフ5レディス開幕

 女子ゴルフの国内ツアー・ゴルフ5レディスが2日、千葉・ゴルフ5Cオークビレッヂ(6465ヤード、パー72)で開幕する。プロアマ戦が行われた1日は、原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)が会見。前週、単独首位で最終日を迎えながら優勝を逃したことを振り返り、「責任あるインパクトをする」「伸び代を伸び代で終わらせない」などと決意を語った。

 前週、ニトリレディス最終日(8月28日)の会見で涙した原。あれから4日後のこの日は決意を込め「自分を信じて責任あるインパクトをして、いいゴルフをしたいです」と話した。“責任あるインパクト”の意味を問われると、具体的に説明した。

「ゴルフは迷うことがほとんどのスポーツだと思いますが、どっちつかずのことをやらないようにしたいです。つまり、決めたことに自信を持ち、結果を恐れずにやることをやるイメージです。そうした思いでインパクトをすれば、ボールも喜ぶと思います」

 あらためて、「楽しむ」ことの大切さも口にした。

「(前週は)初日からピンを狙うことが楽しかったのに、最終日は楽しめていませんでした。どんな時も前向きに楽しんでゴルフがしたいです」

 優勝を逃した後、自身のインスタグラムには、「残念で情けなくて」と書き出し、最後は「伸び代を伸び代で終わらせないように」などとつづった。その真意についても、分かりやすく説明した。

「腰を痛めてから、よく『伸び代がまだある』と言われます。優勝を逃してもそう言われますが、反省してばかりで結果を出さないと、『伸び代』で終わる残念な人になってしまいます。そうならないようい結果につなげたいです」

 今大会は17番パー3に、グリーン面まで7メートルの深いバンカーがあるが、原は「そこは絶対に入れたくない」と言った上で、「グリーンに乗ってからも傾斜がすごいので」と警戒。コース全体については「運に左右するところがある」と言ったが、昨年11月以来となる復活優勝への強い思いも口にした。

「久しぶりに違う悔しさを味わったので、今季残り試合で優勝したい気持ちが強いです」

 ショットもパットも、“責任あるインパクト”を繰り返し、運も引き寄せる決意だ。

(THE ANSWER編集部)


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