「オオタニに醜態を晒して負けた」 30号3ランで粉砕されたヤ軍に敵地NYメディアは辛辣
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は31日(日本時間1日)、本拠地ヤンキース戦に「3番・DH」で先発出場。6回の第3打席で、ヤンキースのエース右腕ゲリット・コール投手から逆転3ランを放った。痛恨の敗戦を喫したヤンキースに、ニューヨーク地元紙は「オオタニに醜態を晒した」などと落胆している。
ヤンキースのエースが逆転3ラン浴びる
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は31日(日本時間1日)、本拠地ヤンキース戦に「3番・DH」で先発出場。6回の第3打席で、ヤンキースのエース右腕ゲリット・コール投手から逆転3ランを放った。痛恨の敗戦を喫したヤンキースに、ニューヨーク地元紙は「オオタニに醜態を晒した」などと落胆している。
大谷に粉砕された。6回1死一、二塁、コールが2ボールから投じた3球目だ。甘いコースに入った157キロの直球。見逃してもらえなかった。バックスクリーンに運ぶ逆転の3ラン。打った大谷は一塁付近で派手にガッツポーズを見せて吠え、対照的にコールは悔しがった。この一発が響き、ヤンキースは2-3で敗れた。
優勝争いを演じるヤンキースだったが、手痛い黒星となった。辛口として知られるニューヨークの地元紙「ニューヨークポスト」は「ヤンキースがショウヘイ・オオタニとエンゼルスに醜態を晒して負ける」と辛辣な見出しを打って記事を掲載。「ワンスイングでショウヘイ・オオタニはヤンキースとゲリット・コールを負かした」と痛恨の一球を振り返った。
また大谷の3ランが生まれた6回の出来事も紹介。「コールに2点の援護が与えられ、2連勝へ視界良好と思われた」「しかし、6回の守備の前にファンが乱入し、遅延が生じた。そこから一気に事態は横道に逸れた」と試合の潮目に注目している。大谷の一発の前には失策で走者を出していた。
ヤンキースはエンゼルスとの3連戦を1勝2敗と負け越し。敗れた2試合はいずれも大谷に本塁打を打たれている。辛口NYメディアに背番号17の存在を強く印象付けるシリーズとなった。
(THE ANSWER編集部)