大谷翔平、30号直前に“乱入者”が出現 惑わされた相手エースに米注目「不満そうだ」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は31日(日本時間1日)、本拠地ヤンキース戦に「3番・DH」で先発出場。6回の第3打席で、ヤンキースのエース右腕ゲリット・コール投手から逆転の30号3ランを放ち、3-2の勝利に貢献した。米記者は逆転弾の前に、相手エースを惑わせた“まさかの敵”に注目。「コールは不満そうだ」と伝えている。
大谷がヤンキースのエースから逆転3ラン
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は31日(日本時間1日)、本拠地ヤンキース戦に「3番・DH」で先発出場。6回の第3打席で、ヤンキースのエース右腕ゲリット・コール投手から逆転の30号3ランを放ち、3-2の勝利に貢献した。米記者は逆転弾の前に、相手エースを惑わせた“まさかの敵”に注目。「コールは不満そうだ」と伝えている。
2点を追う6回1死一、二塁で打席に入った大谷。3球目の157キロを叩いて、バックスクリーンに運んだ。打たれた瞬間コールはグラブを叩いて悔しがったが、直前にコールを惑わせる出来事があった。
米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のヤンキース番、クリス・キルシュナー記者は「6回のエンゼルスの攻撃前に、右翼手ジャッジが球を観客席に投げ込むも、スタンドに届かなかった。その際にファンがフィールドに乱入した」とツイッターに投稿。さらに「ファンは客席に戻ろうとしたが、警備員に確保された」とも伝えている。
この乱入で試合は中断。なかなかプレーが始まらず、コールは投球練習を続けていた。この光景を動画でツイッターに公開した米スポーツ専門局「ESPN」のマーリー・リベラ記者は文面に「スタンドで問題発生。コールの投球に遅延」「コールはこの出来事に不満そうだ」と伝えていた。
さらに試合再開後も連続エラーが絡むなど、走者を2人溜めた。そして大谷に逆転3ランを浴びたが、“まさかの敵”の影響もあったかもしれない。それでもニューヨークの中継局「YESネットワーク」公式ツイッターは、試合後のコールがエラー絡みの失点に言い訳しなかったことを伝えている。
(THE ANSWER編集部)