17歳馬場咲希、本領発揮の56人抜きで7位急浮上 チーム戦も4位に「JAPANの文字が来た」【世界女子アマチュアゴルフチーム選手権】
世界女子アマチュアゴルフチーム選手権の第2日が25日、フランス・パリのゴルフ・ド・サンノム・ラ・ブルティッシュ(6160ヤード、パー72)で開催された。個人順位63位から出た17歳の馬場咲希(日本ウェルネス高2年、9月1日付で代々木高2年)は6バーディー、1ボギーの67で回り、通算2アンダー。56人抜きで首位に4打差の7位に急浮上した。
橋本美月、上田澪空と日本代表として出場
世界女子アマチュアゴルフチーム選手権の第2日が25日、フランス・パリのゴルフ・ド・サンノム・ラ・ブルティッシュ(6160ヤード、パー72)で開催された。個人順位63位から出た17歳の馬場咲希(日本ウェルネス高2年、9月1日付で代々木高2年)は6バーディー、1ボギーの67で回り、通算2アンダー。56人抜きで首位に4打差の7位に急浮上した。
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馬場が本領を発揮した。初日はパットに苦しんだが、スタートの10番パー4からバーディーをゲット。16番パー3、17番パー5でもスコアを伸ばした。後半は4番パー4をボギーにしたが、最終9番パー3でバーディーチャンスを決めるなど3バーディー。気持ち良くラウンドを終えた。
今月の全米女子アマチュア選手権で日本人として37年ぶりの優勝を飾り、注目を集める馬場。日本ゴルフ協会を通じてこうコメントした。
「今日は自信を持ってパットが打てたのがうれしかったです。前半2ヤード(約1.8メートル)ぐらいのバーディーパットを何個か外しましたが、昨日、パットを外していた分、今日も『こういう日もあるよ』と切り替えて次のホールに行けていたので、メンタル的にもいい感じで回れていました」
アイアンショットは初日に続いて好調。一方で、平均270ヤードを誇るドライバーショットについては「あんまり良くなくて、曲がったり」と振り返った。それでも、林から木の下にボールをくぐらせるなどしてカバー。「転がすショットも良かったので、ボギー少なく回れました」と、対応力の高さを見せつけた。
馬場とともに日本チームに名を連ね、個人36位から出た橋本美月(東北福祉大2年)は71で回って通算イーブンパーの19位に浮上。個人22位から出た上田澪空(共立女子第二高2年)は74で通算2オーバーとし、27位に後退となった。各チーム上位2人のスコアが採用されるチーム戦で、日本は通算5アンダーで13位から4位に浮上。9アンダーで首位のスウェーデンと4打差に迫った。
馬場は、第2日に限っては168人(1人棄権)中2位の67。個人、チーム戦とも一気に順位を上げ、優勝も狙える状況になってきた。大会前、「日本代表になることが夢だった」と話した馬場は「さっき、最終ホールのリーダーボードを見て、ジャパンの文字が来たので、明日もスコアボードに載るように頑張りたいです」と意気込んでいる。残り2日。チーム戦での初優勝、個人でも全米女子アマチュア選手権に続くタイトル獲得を狙う。
(THE ANSWER編集部)