ベンチにいた監督に突然の退場宣告→45秒の口論に発展 米ファン辛辣「審判の資格なし」
米大リーグの試合で、“フェイストゥフェイス”で球審と激しい口論を繰り広げた監督が注目を集めている。カージナルスのオリバー・マーモル監督は21日(日本時間22日)に行われた敵地ダイヤモンドバックス戦で、微妙判定に抗議して退場処分に。怒り心頭のマーモル監督と球審が45秒間にわたって“口論”を展開し、米ファンからは「審判の資格なし」「怒りに同意」など球審への糾弾の声が上がっている。
Dバックス戦でのストライク判定に抗議したカージナルスのマーモル監督
米大リーグの試合で、“フェイストゥフェイス”で球審と激しい口論を繰り広げた監督が注目を集めている。カージナルスのオリバー・マーモル監督は21日(日本時間22日)に行われた敵地ダイヤモンドバックス戦で、微妙判定に抗議して退場処分に。怒り心頭のマーモル監督と球審が45秒間にわたって“口論”を展開し、米ファンからは「審判の資格なし」「怒りに同意」など球審への糾弾の声が上がっている。
一瞬、何が起こったか分からない退場劇だった。3-3で迎えた3回表1死一、二塁。カージナルスのノーラン・アレナドは初球92マイル(約148キロ)のインコースの速球を見逃したが、クリストファー・ブレイク(CB)バックナー球審はストライク判定を下した。悠然と見送ったアレナドがやや不服そうな態度を見せたところで、突然、バックナー球審は急にカージナルスのベンチに向かって退場をコール。球場は騒然とした。
退場処分を受けたのはアレナドではなく、カージナルスのマーモル監督。ベンチ内から何らかの暴言を発したとみられ、これに納得がいかない指揮官はすぐにベンチを飛び出した。最初はマーモル監督の言い分を黙って聞いていたバックナー球審。しかし、ヒートアップするマーモル監督に黙っていられなくなったのか、激しい口論に発展した。
途中で塁審が仲裁に入ったが、それでも怒りが収まらないマーモル監督。バックナー球審も興奮した様子で言葉を浴びせて応戦し続けた。結局、口論は45秒間にも及び、マーモル監督はその場を後にした。
米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」公式ツイッターは「クリストファー・ブレイク・バックナーとオリバー・マーモルがストライク判定を巡り激しく口論」との文面で動画を公開。米ファンからは「審判の資格なし」「すぐさま引退を」「CB(=クリストファー・ブレイク)はひどいよ」「CBへの怒りに同意する」「なんでこんな審判がいるのか」など、球審への批判の声が上がった。
また、中には誤審が多いことで有名だったMLBの審判、アンヘル・ヘルナンデス氏を引き合いに出し「バックナーと(アンヘル・)ヘルナンデスはルームメイトに違いない」「ヘルナンデスよりひどいな」といった声も寄せられている。
(THE ANSWER編集部)