ついに上がってきた原英莉花、4打差4位から“今季初”宣言「強気で優勝を目指したい」
女子ゴルフの国内ツアー・CATレディース第2日が20日、神奈川・大箱根CC(6638ヤード、パー72)で行われた。12位で出たツアー通算4勝の原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)は6バーディー、2ボギーの68で回り、通算7アンダーで首位と4打差の4位に浮上。スイングも「理想に近づいている」と明かし、最終日に向けて「優勝を目指したい」と意気込んだ。11アンダーの岩井千怜(Honda)が単独首位。
CATレディース第2日
女子ゴルフの国内ツアー・CATレディース第2日が20日、神奈川・大箱根CC(6638ヤード、パー72)で行われた。12位で出たツアー通算4勝の原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)は6バーディー、2ボギーの68で回り、通算7アンダーで首位と4打差の4位に浮上。スイングも「理想に近づいている」と明かし、最終日に向けて「優勝を目指したい」と意気込んだ。11アンダーの岩井千怜(Honda)が単独首位。
距離が長く、フェアウェーが広い「飛ばし屋有利」のコースで、原が気持ち良くスコアを伸ばした。
「パー3で2つボギーを出しましたが、ロング(パー5)では、アプローチを寄せていい感じでバーディーを獲れたので伸ばせたかなと思います。パッティングでもカバーできました」
昨季から悩まされてきた腰痛は、夏前から痛みが消えた。現在の体調は「めちゃめちゃ良いです」。スイングについても「少しずつ理想に近づいている気がするので、前向きに頑張りたいなと思います」と説明した。今季トップ10は5位だった5月のほけんの窓口レディースの1度のみ。昨年11月以来の優勝に向けて視界が広がってきたようだ。
後半戦に向けて良い兆しかと問われると、「強気で優勝を目指して頑張りたいと思います」とコメント。「ドライバーショットが良ければ、ショートアイアンでグリーンを狙えるので、たくさんバーディーを狙って頑張りたいです」と話した。今季は不本意な成績が続いているだけに、原は「久しぶりに(優勝と)言いましたね。今年は言ってないかも。状態は段々と良くなっているので、気持ちを強く持ってやりたいです」と前を向いた。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)