女子ゴルフ岩井ツインズが好発進 姉・明愛68「片方が良くて片方が悪いと私も悔しい」
女子ゴルフの国内ツアー・楽天スーパーレディースが28日に兵庫・東急グランドオークGCで第1日が行われ、岩井ツインズの姉・明愛が68の4アンダー、妹・千怜が69の3アンダーでそろって好発進した。
国内ツアー・楽天スーパーレディース第1日
女子ゴルフの国内ツアー・楽天スーパーレディースが28日に兵庫・東急グランドオークGCで第1日が行われ、岩井ツインズの姉・明愛が68の4アンダー、妹・千怜が69の3アンダーでそろって好発進した。
岩井ツインズが猛暑の中で好スタートを切った。姉・明愛は2番から3連続バーディーを奪い、5バーディー、1ボギーで回って68。「自分的には久々にアンダーで回ることできて、すっきりしました。(2戦連続予選落ちから)パターがちょっとずつ良くなってきている」と笑みをこぼした。
一方の千怜も7番パー5でティーショットをOBとしてダブルボギーがあったものの、こちらも3連続を含む5バーディーで69。「OBが凄くもったいなかった」と悔しがりながらも「バーディーパットが入ったのがアンダーにつながった。今日はパットが良かった」と充実の表情を浮かべた。
第1回リランキングでは、明愛(30位)、千怜(33位)で当面の出場権を確保した2人。千怜は「シードも獲りたいし、今大会を含めて9試合戦えるチャンスがあるので、できるだけ上位に残ってポイントをぐっと上げたい」と意気込んでいる。
今月20歳になった2人そろっての好発進で、それぞれ会見に出席した。移動もホテルも基本的に同じというが、ゴルフの話はほとんどすることなく「他愛もない話ばっかり」(明愛)「今、YouTube何見てるの? みたいな」(千怜)という。しかし、互いの存在が力になっているのは事実だ。
明愛「ずっと一緒にやってきて、プロになれた。もちろん、自分自身も上に行きたいと思うけど、2人で行った方がうれしい。片方が良くて片方が悪いのは自分としても悔しい。2人で上を目指していきたい」
千怜「自分で精いっぱいなので、(前半戦は)一人一人頑張っている結果が、2人で上り詰めている結果になっている。明愛も頑張っているから、私も頑張ろうとなる。お互い力をもらえるような存在です」
さらに「2人で最終組を回れたらうれしいと思います」と千怜が言う通り、そろって優勝争いを演じるべく、2日目以降も奮闘を期す。
(THE ANSWER編集部)