やり投げ北口榛花、64.32mで本人驚きの一発決勝進出「この後、痛い所が出ないこと祈ります(笑)」【世界陸上】
オレゴン世界陸上は20日(日本時間21日)、米オレゴン州ユージンのヘイワード・フィールドで第6日が行われた。女子やり投げ予選では、日本記録保持者の北口榛花(JAL)が1投目で、64メートル32で一発決勝進出。日本勢11年ぶりのファイナルに進出した。
オレゴン世界陸上
オレゴン世界陸上は20日(日本時間21日)、米オレゴン州ユージンのヘイワード・フィールドで第6日が行われた。女子やり投げ予選では、日本記録保持者の北口榛花(JAL)が1投目で、64メートル32で一発決勝進出。日本勢11年ぶりのファイナルに進出した。
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1投目でいきなり64メートル32。無条件で決勝進出となる62メートル50を超え、一発進出だ。本人も飛び跳ねて喜び、頭を抱えて驚きの様子。競技後は「前回の世界陸上で6センチ差で予選落ちしたので、予選に集中して臨んだ。前の組があまり記録が出ていないのが見えていたので、しっかり60メートルを超えれば残る自信はあった。62メートル50という数字にとらわれずに投げられたのがよかった」と笑みをこぼした。
今季は6月のダイヤモンドリーグ第7戦に63メートル13を投げ、日本人初優勝して勢いに乗っている。今季自己ベストについても「あまり凄い飛んだ感じはしなかったけど、64という数字が超したくて超えられなかった。今日超えられてよかった」と話した。
五輪を含め、投てき種目で日本女子初のメダル獲得、そして優勝の懸かる今大会。好調ぶりを証明し、「この後、痛いところが出ないことを祈ります(笑)。今は凄く興奮しているし、元気なんだけど、東京五輪でこういうことあったので(予選通過後にわき腹痛で12位)、しっかりと慎重に準備したい」と意気込んだ。
(THE ANSWER編集部)