なぜ、彼は転んだのか… 「やれやれ」な“珍転倒”が米話題「壮観なハッスルだ」
米大リーグで走塁中に自分のヘルメットで転倒するという珍しいシーンが発生。しかも最後はアウトになってしまうという悲劇を「MLB Replay」が動画付きで公開し、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」は「壮観なハッスルだ」「見事な流れだ」と伝えている。
ナショナルズ主砲ハーパーが二塁手前でまさかの転倒劇「見事な流れだ」
米大リーグで走塁中に自分のヘルメットで転倒するという珍しいシーンが発生。しかも最後はアウトになってしまうという悲劇を「MLB Replay」が動画付きで公開し、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」は「壮観なハッスルだ」「見事な流れだ」と伝えている。
まさかの転倒劇で話題を呼んでしまったのは、ナショナルズの主砲、ブライス・ハーパー外野手だ。6日(日本時間7日)のレイズ戦、6-1で迎えた4回先頭の場面だった。
カウント2-2と追い込まれながら、左腕ヤーブローが投じた外角に逃げるスライダーにうまくバットを乗せた。打ち上がった打球はレフト線にポトリ。深めに守っていた左翼手がチャージをかける間にハーパーは一塁を蹴って一気に二塁を狙った。タイミング的には十分に間に合う。だが、一塁を蹴るとヘルメットがゆらゆらと揺れ、そのまま体の後ろに落ちた。
次の瞬間だった。落っこちたヘルメットが小気味良く回転させているかかとに直撃。まるでヒールでリフティングしたかのように蹴り上げたが、これでバランスを崩してしまった。そのままつんのめるようにして二塁ベース5メートルほど前で転倒。その隙に送球が二塁に渡り、なんとかタッチをかいくぐって今度は自分の意思で頭からベースに突っ込んだ。