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女子マラソン日本勢に激震 新谷仁美もコロナ陽性で欠場、一山麻緒に続き…出場は松田瑞生のみ【世界陸上】

日本陸上競技連盟は17日(日本時間18日)、オレゴン世界陸上女子マラソン代表の新谷仁美(積水化学)と指導者を含めた4人が新型コロナウイルスの陽性反応を示したことを発表した。18日(同19日)にレースを控えた新谷。隔離期間に入るため、出場できない。

14日、世界陸上の会見に出席していた女子マラソン代表の新谷仁美、一山麻緒、松田瑞生(左から)【写真:浜田洋平】
14日、世界陸上の会見に出席していた女子マラソン代表の新谷仁美、一山麻緒、松田瑞生(左から)【写真:浜田洋平】

オレゴン世界陸上

 日本陸上競技連盟は17日(日本時間18日)、オレゴン世界陸上女子マラソン代表の新谷仁美(積水化学)と指導者を含めた4人が新型コロナウイルスの陽性反応を示したことを発表した。18日(同19日)にレースを控えた新谷。隔離期間に入るため、出場できない。

 発表によると、この日に選手、役員の計4人が発熱などのため、選手村内でPCR検査を施行。検査で陽性と判断されたという。「日本選手団ドクターと大会主催者の指示に従い、選手団との隔離のため別棟にて5日間(検査日を0日として翌日から5日間)の安静加療を行うことになりました」とした。現時点で体調に大きな変化はなく、医師の指示のもと経過観察をしているという。

 日本選手団では男子マラソン代表の鈴木健吾(富士通)、女子マラソン代表の一山麻緒(資生堂)の夫婦も16日(同17日)に陽性が発表され、ともに競技を欠場した。日本選手では新谷で3人目の陽性となった。女子マラソンの日本代表出場者は松田瑞生(ダイハツ)のみになった。

 この日の発表では、新谷を指導する横田真人コーチのほか、野口英盛コーチ、三浦康二コーチも陽性に。前日には、鈴木と一山のほか、日本選手団の役員である高岡寿成シニアディレクター、福嶋正コーチ、永山忠幸コーチの陽性も発表。山崎一彦監督と役員1人も陽性だと発表していた。日本選手団からの陽性者は計11人になった。

 日本選手団は新型コロナウイルスワクチンを2回以上接種済み。出発時に成田空港にて抗原検査(定性)を受け、陰性を確認した上で出国した。出発以降も感染防止対策の強化としてN95マスクの着用などを実施した。発表では「今後も、感染リスクを最小限に抑えた中で、健康状態の把握や感染症対策の行動の徹底に努めつつ、日本選手団ドクターと関係当局の指導に基づいて対応してまいります」とした。

(THE ANSWER編集部)

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