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2度の接触→転倒&転倒寸前→銀メダル ケニア選手が男子1万mで異次元の追い上げ【世界陸上】

オレゴン世界陸上は17日(日本時間18日)、米オレゴン州ユージンで第3日が行われた。男子1万メートル決勝では、スタンリーワイサカ・ムブル(ケニア)が 27分27秒90で銀メダル。接触による転倒&転倒寸前と2度のハプニングがありながら異次元の追い上げを見せた。優勝は27分27秒43のジョシュア・チェプテゲイ(ウガンダ)。

男子1万メートルのゴール後、金メダルのチェプテゲイとともに国旗を掲げるムブル(左)【写真:ロイター】
男子1万メートルのゴール後、金メダルのチェプテゲイとともに国旗を掲げるムブル(左)【写真:ロイター】

オレゴン世界陸上

 オレゴン世界陸上は17日(日本時間18日)、米オレゴン州ユージンで第3日が行われた。男子1万メートル決勝では、スタンリーワイサカ・ムブル(ケニア)が 27分27秒90で銀メダル。接触による転倒&転倒寸前と2度のハプニングがありながら異次元の追い上げを見せた。優勝は27分27秒43のジョシュア・チェプテゲイ(ウガンダ)。


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 開始早々だった。1周目の終盤。中段外側に位置したムブルは前後の選手と足が接触したようで、前のめりに転倒。腹ばいになった。しかし、すぐに起き上がってレースに復帰。ペースを上げて元の位置まで追いついた。しかし、4周目に入る際に再び他の選手と足が接触し、つまずいた。なんとか堪えて転倒を回避したが、大きくリズムを崩された。

 それでも、先頭集団にくらいつき、上位争いを演じた。その後も激しい位置取りを展開。9000メートル手前でグイグイを前に出ると、ついにトップに立った。3番手でラスト1周。アフリカ勢同士の猛ダッシュが展開され、最後は一人を追い抜いて2位に入った。

 タイムは今季ベストをマーク。フィニッシュ直後は国旗を背中に巻き、他2人のメダリストと抱き合って健闘を称えた。

(THE ANSWER編集部)


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