「世界一SEXYなアスリート」 ドイツの23歳シュミット、SNSの過熱人気に明かした本音【世界陸上】
オレゴン世界陸上は16日(日本時間17日)に米オレゴン州ユージンのヘイワード・フィールドで第2日が行われた。多くのアスリートが出場しているが、ドイツの23歳スプリンター、アリカ・シュミットは特別な想いを持って、初出場の今大会に挑んでいるようだ。モデルもこなす端麗な容姿から「世界一セクシーなアスリート」と評されるが、本人は人気の過熱ぶりに感謝し、「若い人たちに影響を与え、この素晴らしいスポーツに目を向けてもらいたい」と前向きに本音も語っている。
モデルとしても活躍するスプリンター、ドイツ紙に語っていたアスリートとしての想い
オレゴン世界陸上は16日(日本時間17日)に米オレゴン州ユージンのヘイワード・フィールドで第2日が行われた。多くのアスリートが出場しているが、ドイツの23歳スプリンター、アリカ・シュミットは特別な想いを持って、初出場の今大会に挑んでいるようだ。モデルもこなす端麗な容姿から「世界一セクシーなアスリート」と評されるが、本人は人気の過熱ぶりに感謝し、「若い人たちに影響を与え、この素晴らしいスポーツに目を向けてもらいたい」と前向きに本音も語っている。
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シュミットといえば、10代から国際舞台で実績を積み、身長176センチでモデルもこなす23歳のスプリンター。SNSで人気に火がつき、トレーニングの様子や私服スタイルなども投稿しているインスタグラムでは、女性アスリートとしては驚異のフォロワー317万人を数える。リレーメンバーとして東京五輪代表となった際には日本でも話題になった。一方で、競技以外が取り上げられることも多いことについては驚きもあるようだ。
6月にドイツ紙「ビルト」のインタビューに答えたシュミットはSNSの人気過熱について「今でも、ここまで大きなことになったのが信じられません」と率直な心境を吐露。「こんなことになるとは考えてもいなかったですし、目指していたわけでもないのです。今では歩いていて声を掛けられることも多くなりましたね。いつも新しい経験があって、アカウントの背後にいる人たちと知り合えるのは素晴らしいですよね」と胸中を明かした。
「こうした全てのことは、私がとても感謝している時間であり、経験なのです」と感謝した一方で「モデル、インフルエンサー、アスリート、どれが良いか」と問われると「私はアスリートとして認知されたいだけです」と即答。「若い人たちに影響を与え、この素晴らしいスポーツに目を向けてもらいたい。本当に多くのとても魅力的な人々に出会えましたし、それは今でも信じられないくらい。こうした経験に私は果てしなく感謝しているんです」と前向きに語ったという。
モデルとして活動の場を広げていることに誇りを感じていると話したシュミット。自身のファンは母国のドイツ、陸上大国の米国に多いというが、東京五輪で来日した際には日本でも多くの人々に歓迎され、国際的に知名度が上がっていることを実感したことも明かしている。
今大会、初登場となった15日(同16日)の混合4×400メートルリレーではアンカーを務めて組5着。決勝進出を逃した。それでも、レース後のインスタグラムに「望んだ結果ではなかったけど、前を向いて次に向かうわ! 来週土曜は女子4×400メートルリレー 初めての世界陸上に出場し、多くの経験を積めることに感謝したい」と記し、23日(同24日)の女子4×400メートルリレー予選に向けて意気込んでいる。
(THE ANSWER編集部)