[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

井岡一翔、敵国メディアも完勝認める 因縁対決でリベンジ「容赦ない井岡を避けられず」

ボクシングのWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチが13日、東京・大田区総合体育館で行われ、王者・井岡一翔(志成)が前王者で同級1位のドニー・ニエテス(フィリピン)に3-0の判定勝ち。日本人最多の世界戦20勝を達成した。2018年12月に判定負けした相手にリベンジ。フィリピンメディアも「容赦ないイオカを避けられなかった」「胸のすくようなリベンジ成功」などと脱帽している。

WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔【写真:Getty Images】
WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔【写真:Getty Images】

40歳ニエテスとの再戦に3-0の判定勝ち

 ボクシングのWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチが13日、東京・大田区総合体育館で行われ、王者・井岡一翔(志成)が前王者で同級1位のドニー・ニエテス(フィリピン)に3-0の判定勝ち。日本人最多の世界戦20勝を達成した。2018年12月に判定負けした相手にリベンジ。フィリピンメディアも「容赦ないイオカを避けられなかった」「胸のすくようなリベンジ成功」などと脱帽している。

 完勝でリベンジに成功した。KOはならなかったものの、井岡は12ラウンドまで優勢に試合を進めた。10回には強打を浴びせ、ニエテスは左まぶたから出血した。一方で井岡は顔に大きな傷を作らず。家族も見守る中、4階級制覇の経験者同士の一戦に完勝した。

 2018年に判定勝ちしていたニエテスの母国フィリピンメディアも、井岡が再戦で完勝したことを認めた。同国メディア「インクワイアー」は「ドニー・ニエテスがタイトル挑戦に失敗 カズト・イオカに0-3判定負け」との見出しで記事を掲載。「イオカが終始、積極的に試合を進める中、40歳のニエテスは年齢を隠せなかった」「リング上の熟練技で知られるニエテスは今回、容赦ないイオカを避けられなかった」などと記した。

 同国メディア「ラプラー」は「ニエテスがイオカとの再戦で敗戦 フィリピンの現世界王者無しが継続」との見出しで記事を掲載し、「カズト・イオカに打ち負け、流血させられたドニー・ニエテスはWBOスーパーフライ級タイトル戦で王座奪取に失敗した」と報道。さらにフィリピン紙「デイリー・トリビューン」は「イオカは10回強烈な左フックでボディを捉え、フィリピン人を追い詰めていた最中、ニエテスの左まぶたに恐ろしいカットを負わせた」「イオカにとっては、胸のすくようなリベンジ成功となった」と伝えていた。

(THE ANSWER編集部)


W-ANS ACADEMY

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集