井上の相手を務めたハムザ「沢山学んだよ。今や自分はリングで誰も怖くないよ」

　井上のボクサーとしての印象を聞かれたハムザは、「最初にスパーリングしたときは自分にとって新しい経験だった。前日に着いた私は時差ぼけで疲れていたので、彼のパンチの強さに驚かされた。ただそれ以外は、その後のすべてのスパーリングでは大丈夫だったけどね」と振り返っている。

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　またハムザは、人柄について、そして大橋ジムで得た経験についても語っている。「とっても良かった。歴史あるジムで、マネジメントチームも自分たちが来た初日から素晴らしかった。たくさん学んだよ。自分が良いファイターだということも教わった。トレーニングの方法、準備の仕方……その中に混ざったという事実のおかげで、今や自分はリングで誰も怖くないよ」と、井上から得るものも大きかったと振り返っている。

　公開練習の相手も務め、日本メディアからの取材も受けた25歳のハムザ。年下の怪物との経験が、今後のボクサー人生に好影響を与えることになりそうだ。