大谷翔平が「イチロー思い出させる」 かつて所属のマイアミ実況席「穴を見つけ打つ」
6日(日本時間7日)の敵地マーリンズ戦に「3番・投手兼DH」で先発出場した米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、投げては7回2安打1失点、10奪三振の好投。打っても5回の第3打席で勝ち越しの2点タイムリーを放ち、チームの5-2の勝利に大きく貢献した。敵地の実況席は、決勝打となったタイムリーに「イチローを思い出させた」と最大級の賛辞を贈っている。
かつてイチローが在籍したマーリンズの地元メディア
6日(日本時間7日)の敵地マーリンズ戦に「3番・投手兼DH」で先発出場した米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、投げては7回2安打1失点、10奪三振の好投。打っても5回の第3打席で勝ち越しの2点タイムリーを放ち、チームの5-2の勝利に大きく貢献した。敵地の実況席は、決勝打となったタイムリーに「イチローを思い出させた」と最大級の賛辞を贈っている。
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1回に先制を許して迎えた5回表、エンゼルスは2死満塁で2番のマイク・トラウト外野手が死球を受けて同点。続く大谷は2-2と追い込まれながらも、外角高めの97マイル(約156.1キロ)の速球に反応した。打球は大谷シフトを敷いていた遊撃手の左を抜けて、勝ち越しの2点タイムリーとなった。
このスイングに対し、現役時代はフィリーズなどで12年間プレーし、米フロリダ州マイアミ地元局「バリー・スポーツ・フロリダ」で解説を務めたトミー・ハットン氏は「イチローのスイングを思い出させるスイングでした」と、2015年からマーリンズに3シーズン所属していたイチローになぞらえて称賛した。
同氏は「本塁打を打とうとするのではなく、単にボールを弾き返す感じ。満塁だったし、(シフトの)穴を見つけてそこを打ち抜いた。そして自らを援護しました」と技ありの一打を的確に解説した。試合展開と相手シフトを冷静に判断したこの打撃が、この試合の決勝打。しかも3試合連続2ケタ奪三振の力投で、今季8勝目をマーク。大谷のハイレベルな投打の活躍に、米メディアの称賛も止まらない。
(THE ANSWER編集部)