ディープインパクト産駒、初の仏ダービー制覇に海外称賛「シーズン後半を引っ張る」
通常なら秋のターゲットは凱旋門賞、日本馬の前に立ちはだかることに?
手綱を取ったパスキエ騎手は「スタート時点で考えていたよりも、アグレッシブにいかなければいけなかった。とてもラフなレースだったからね。なのでグレフュール賞(前哨戦)の際よりも力を込める必要があった」と振り返っている。
また同紙によれば、トレーナーのパスカル・バリー師はレース後の会見で感極まりながらも、こう愛馬を称えていたという。
「常に素晴らしい馬であるが、それは彼が全てを理解してくれているからだ。我々が求めることは何でもこなしてくれる。我々の期待以上だ。彼を調教するのは夢のようなことだ」
2日に行われた英ダービーでは同産駒のサクソンウォリアーが1番人気に推されたが4着。日英仏の同時制覇の偉業はならなかったが、ディープインパクトの子どもたちが欧州のビッグレースを沸かせている。
フランス3歳馬の頂点に立ったスタディオブマンが、今後ターゲットに置くのは秋の凱旋門賞になるだろう。日本馬にとって凱旋門賞制覇は悲願だが、その前に日本の英雄を父にもつ、同馬が立ちはだかることになるかもしれない。
(THE ANSWER編集部)