10年ぶり復活のやり投げ・ディーン元気、世陸の決勝進出へ「アベレージは前より上」
兒玉も意気込み「挑戦する気持ちで」「しっかり結果を出したい」
4月に新社会人となった23歳の兒玉も初出場。卒業したばかりの福岡大に拠点を置きながら世界に挑む。「リレーではありますが、日本代表に選出していただいたのは嬉しいこと。東京五輪で結果を出せなかったので、今年しっかり結果を出したい。東京五輪は私の2、3走のところでロスがあった。バトンの精度をしっかりと去年よりも高めていきたい」とコメント。決勝に進めなかった東京五輪の雪辱を果たしたいところだ。
「東京五輪は出場するだけになってしまった。出場することを目標にしていたので、それ以上の結果を出せなかった。今年はそれ以上の結果を残したいというのが大きな気持ちの変化。日本選手権で今まで勝っていて、負けてはいけないと守りに入っていた。今年は守りじゃなくて、世界で戦うにはどうしたらいいかという挑戦する気持ちでやれているのは大きな変化だと思います」
今後は南部記念にリレーで出場し、渡米する。「来週の試合が凄く大事になる。しっかりバトンを合わせて、それ以外にも個々の力が必要になるので、どの走順になってもいいようにしっかり準備したい。予選通過には42秒台が必要。簡単ではないけど、しっかりと挑戦する気持ちで日本記録の更新と決勝を目指せるように頑張りたい」と力を込めた。
(THE ANSWER編集部)