“シブコ”名付け親の24歳大出瑞月が首位浮上 初V好機も「イメージ湧かない(笑)」
国内女子ゴルフツアーの資生堂レディス第2日が1日、神奈川・戸塚CC(6570ヤード、パー72)で行われた。首位には、通算8アンダーで22歳の吉田優利(エプソン)、小野祐夢(ニチコン)、大出瑞月(サーフビバレッジ)の3人が並んだ。吉田はツアー2勝の実力者だが、小野と大出は同じ1997年度生まれの24歳で、プロテスト合格も同期の苦労人。好調を維持してともにツアー初優勝を狙う。
資生堂レディス第2日
国内女子ゴルフツアーの資生堂レディス第2日が1日、神奈川・戸塚CC(6570ヤード、パー72)で行われた。首位には、通算8アンダーで22歳の吉田優利(エプソン)、小野祐夢(ニチコン)、大出瑞月(サーフビバレッジ)の3人が並んだ。吉田はツアー2勝の実力者だが、小野と大出は同じ1997年度生まれの24歳で、プロテスト合格も同期の苦労人。好調を維持してともにツアー初優勝を狙う。
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4位から出た小野は、強化中のパットを武器にスコアを伸ばした。4バーディー、1ボギーの69。17番パー4では、10メートルのバーディーパット、18番パー4では6メートルのパーパットを沈め、後半9ホールでも2バーディーを奪った。今季からパッティングコーチの橋本真和氏に師事。頭の中では、コーチから渡された音と光を組み合わせた動画のリズム「ヒューン、ヒューン」を繰り返していたという。
「お陰でリズム良く打てました。長いパットではショートしないように意識していたので、それが良かったです。まぐれでも入れば自信になりますので」
プロ7年目。これまでシード権を手にしたことはなく、昨季のステップ・アップ・ツアー賞金ランク2位で今季ツアー前半戦の出場権をつかんだ。しかし、出場17試合で予選落ち11試合。暫定リランキング50位と苦戦が続いている中で、首位での決勝進出に驚きは隠せない。
「正直、ビックリです。でも、レギュラーツアーでは伸ばせる時に伸ばさないといけないことは痛感してきました。初めての位置なのですが、優勝を目指していきたいです」