女子ゴルフも異例の6月酷暑に選手はフラフラ 稲見萌寧「最後3ホールはいつ倒れても…」
国内女子ゴルフツアーの資生堂レディスが30日、神奈川・戸塚CC(6570ヤード、パー72)で開幕した。稲見萌寧(Rakuten)は、5バーディー、ボギーなしの67で5アンダー。首位に2打差の4位につけた。実力通りに安定感のあるプレーだったが、酷暑でグッタリ。疲れ切った表情で「最後の3ホールは倒れてもおかしくなかった」と振り返った。
資生堂レディス初日
国内女子ゴルフツアーの資生堂レディスが30日、神奈川・戸塚CC(6570ヤード、パー72)で開幕した。稲見萌寧(Rakuten)は、5バーディー、ボギーなしの67で5アンダー。首位に2打差の4位につけた。実力通りに安定感のあるプレーだったが、酷暑でグッタリ。疲れ切った表情で「最後の3ホールは倒れてもおかしくなかった」と振り返った。
午前中にホールアウトした稲見は、クタクタになっていた。会見場に入ると、「めちゃくちゃしんどいです」と第一声。続けて「日陰に入ったり、傘をずっとさしていたり、ヤードエージブックで扇いだりしましたが、最後の3ホールはいつ倒れてもおかしくなかったです」と振り返った。
気温33.9度。高湿度でまとわりつくような空気の中、稲見は「体がだるい」と感じながら、バーディーを重ねた。気を付けたのは、打つ前にスローな動きでスイング軌道を確認するなどの、「ルーティンを守ること」だったという。それでも、「ショットは良くなかった」と言い、「最近はパッティングがいいので何とかなりました」と説明した。
いつもの稲見なら、ラウンド後も納得するまで練習を続けるが、この酷暑での長丁場を考えて、「なるべく早く(練習を)終わらせ、明日のために体力を温存します。水風呂に足をつけたいです」と言った。第2日は午前11時50分スタート。暑さとの闘いはより厳しいものになる。
(THE ANSWER編集部)