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日本女子、3年ぶり開催の国別対抗戦は2位 上田澪空「海外選手のゴルフは規模大きい」【トヨタジュニアゴルフW杯】

トヨタジュニアゴルフW杯最終日が24日、三重・白山ヴィレッジGC(男子7018ヤード、女子6358ヤード、ともにパー72)で開催された。男子7か国、女子6か国の大学生を除く18歳以下の代表による3年ぶり開催の国別対抗戦。3日間大会で日々、3人中上位2人のスコアを採用する女子では、日本が通算8アンダーの2位となった。大会3連覇は逃し、選手たちは「悔しい」「課題が見つかった」などと話した。大会を制したのは通算15アンダーのスペインで、日本に7打差をつける圧勝での初優勝となった。

表彰台に並んだ(左から)徳永歩、上田澪空、手塚彩馨【写真:柳田通斉】
表彰台に並んだ(左から)徳永歩、上田澪空、手塚彩馨【写真:柳田通斉】

国別対抗戦最終日、日本女子は上田澪空の3位が最高

 トヨタジュニアゴルフW杯最終日が24日、三重・白山ヴィレッジGC(男子7018ヤード、女子6358ヤード、ともにパー72)で開催された。男子7か国、女子6か国の大学生を除く18歳以下の代表による3年ぶり開催の国別対抗戦。3日間大会で日々、3人中上位2人のスコアを採用する女子では、日本が通算8アンダーの2位となった。大会3連覇は逃し、選手たちは「悔しい」「課題が見つかった」などと話した。大会を制したのは通算15アンダーのスペインで、日本に7打差をつける圧勝での初優勝となった。


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 最終18番パー5。上田澪空(みく、東京・共立女子第二高2年)は、上り4メートルのバーディーパットを左に外し、天を仰いだ。

「めっちゃ、入れたかったです。まっすぐと読んで狙い通りに打てましたが、最後にグイッと左に曲がりました」

 初日72、第2日70、最終日69と個人でも3位。今季国内女子ツアー・ヤマハレディース葛城で5位に入った実力を発揮したが、「海外の選手はラフからでもピンを刺してくるし、規模の大きいゴルフをしていました」と感心。その上で「自分もアプローチのバリエーションを増やしたり、ショットの精度を高めていきたいです」と課題を口にした。

 2年以上にわたるコロナ禍で、選手たちにとっては初の国際大会。徳永歩(滋賀・ECC学園高2年)は「今日は話しながらラウンドができて、それが楽しかったです。みんな柔らかいアプローチができていて、勉強になりました。ただ、個人も団体も優勝を目指していたので、悔しかったです」と実感を込めた。

 第2日に69をマークした手塚彩馨(長野・佐久長聖高2年)は、この日は73。チームに貢献できなかったことを悔やみながら、「(同組の)スペイン人選手のショットがすごすぎて見とれていました。スイングのリズムが常に同じ参考になりました」と話した。

 悔しさも感じながらも収穫を得た3人。今後の目標については、「日本女子オープンの予選会に通って、本大会でローアマになることです」と口をそろえた。

【女子団体戦・最終成績】
 1位:スペイン(-15)
 2位:日本(-8)
 3位:カナダ(-7)
 4位:コロンビア(-2)
 5位:南アフリカ(+1)
 6位:メキシコ(+2)

【女子個人戦・最終成績】
 1位:アンドレア・レポルタ・ゴイコェチア(-7、スペイン)
 1位:カヤタナ・フェルンナンデ・ポッジオ(-7、スペイン)
 3位:上田澪空(-5)
 9位:徳永歩(+2)
 13位:手塚彩馨(+3)

(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)


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