有村智恵「66」の3位発進に笑顔 元世界1位パッティング名手をイメージ「ハマりました」
国内女子ゴルフツアーのニチレイレディスが17日、千葉・袖ヶ浦CC新袖C(6563ヤード、パー72)で開幕した。34歳の有村智恵(フリー)は、6バーディー、ボギーなしの66で6アンダー。首位に2打差の3位で発進した。前週の宮里藍サントリーレディス最終日に80をたたいたことで、徹底的に再調整。特にクロスハンド(逆手)で18ホールを通したパッティングのフィーリングが良かったことを喜んだ。首位は8アンダーの佐藤心結(ニトリ)。西村優菜(スターツ)が7アンダーで2位。
ニチレイレディス初日
国内女子ゴルフツアーのニチレイレディスが17日、千葉・袖ヶ浦CC新袖C(6563ヤード、パー72)で開幕した。34歳の有村智恵(フリー)は、6バーディー、ボギーなしの66で6アンダー。首位に2打差の3位で発進した。前週の宮里藍サントリーレディス最終日に80をたたいたことで、徹底的に再調整。特にクロスハンド(逆手)で18ホールを通したパッティングのフィーリングが良かったことを喜んだ。首位は8アンダーの佐藤心結(ニトリ)。西村優菜(スターツ)が7アンダーで2位。
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有村は、頭の中で元世界ランク1位、海外メジャー7勝の朴仁妃(韓国)をイメージしていた。
「朴仁妃はパッティングの名手、彼女はストロークの時に左肩が上がらない。その感じで……」
グリップは、朴と同じクロスハンド。有村いわく、前日から「やる」と決め、18ホールを通して続けたのは、「記憶にないくらい久しぶりです。小さいグリーンでロングパットが残っても20メートルぐらいなので、ここならクロスハンドでも距離感が合うと思ってやり通しました」と明かした。
結果、ボールがフェース面に当たるポイントが一定し、計25パットでホールアウト。「うまくハマりました」と笑顔を見せた。
同じ袖ヶ浦GCの袖ヶ浦Cで開催された5月のブリヂストンレディスでは2位で最終日を迎えながら、伸ばせずに7位で終えた。その悔しさに加え、前週の宮里藍サントリーレディスで、36歳の藤田さいきが優勝争いをしたことも刺激になったという。
「優勝というものを目指し、ゴルフができているのは楽しいですし、いい意味でリベンジしたいと思います」
国内14勝、米女子ツアーでも戦ってきた34歳。若手が席巻する中、経験とイメージを働かせて4年ぶりの優勝を目指す。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)