40戦32KOの無敗ボクサー、相手フラフラの豪快TKO劇に海外注目「倒したいだけ倒せるな」
ボクシングの元WBO世界スーパーウェルター級王者ハイメ・ムンギア(メキシコ)が11日(日本時間12日)、豪快なTKO劇で40戦無敗を達成した。米カリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターで行われた、WBO世界ミドル級8位ジミー・ケリー(英国)との165ポンド契約の12回戦。3度のダウンを奪うなど5回2分57秒で圧倒し、海外ファンからは「かなりパワフルだ」「タフな選手」と注目を浴びている。
元スーパーウェルター級王者ムンギアが5回TKOで40戦無敗
ボクシングの元WBO世界スーパーウェルター級王者ハイメ・ムンギア(メキシコ)が11日(日本時間12日)、豪快なTKO劇で40戦無敗を達成した。米カリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターで行われた、WBO世界ミドル級8位ジミー・ケリー(英国)との165ポンド契約の12回戦。3度のダウンを奪うなど5回2分57秒で圧倒し、海外ファンからは「かなりパワフルだ」「タフな選手」と注目を浴びている。
ムンギアの拳が火を噴いた。5回、リング中央付近で左フックが顎を捉えると、ケリーはよろよろと後ずさり。ロープに絡まるように、リング外へ倒れてしまった。勢いづくムンギアは再開後、今度は右アッパーでダウン奪取。それでもケリーは諦めなかったが、最後はロープ際に追い詰めて猛ラッシュ。3度目のダウンを奪うと審判が試合をストップした。
実際の映像を米スポーツチャンネル「DAZNボクシング」公式ツイッターが公開。文面に「ハイメ・ムンギアがケリーから3度ダウンを奪いショーを終わらせた」と記した投稿に、米ファンからは「ジェイミーはかなりパワフルだ」「パワーに注意しないとそうなるぞ!」「ムンギアはノッてるな。倒したいだけ相手を倒せる」「ムンギアはタフな選手だ」「良い勝利だった」「エリート級選手と対戦してほしいね」とコメントが寄せられていた。
元WBO世界スーパーウェルター級王者の25歳ムンギアは現在ミドル級を主戦場にしており、これでプロ通算40勝(32KO)無敗とした。権威ある米ボクシング専門誌「ザ・リング」は試合後のコメントを紹介。WBC同級王者ジャーモール・チャーロ(米国)とWBAスーパー&IBF同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)に対し「男気を見せて俺と戦え」と挑戦状を叩きつけていたようだ。
(THE ANSWER編集部)