セキ・ユウティンは初優勝を諦めない 首位と4打差も「ゴルフはいろんな可能性がある」
国内女子ゴルフツアーの宮里藍サントリーレディス第3日が11日、兵庫・六甲国際GC(6527ヤード、パー72)で行われた。2位から出た24歳のセキ・ユウティン(ミツウロコグループホールディングス)は、3バーディー、2ボギーの71で回って通算8アンダー。首位の藤田さいき(チェリーゴルフ)に4打差の4位に後退した。それでも、30ヤード伸びたドライバーショットと切れるアイアンショットで観客を魅了。悲願のツアー初優勝に向けて、あきらめない姿勢を示した。

宮里藍サントリーレディス第3日
国内女子ゴルフツアーの宮里藍サントリーレディス第3日が11日、兵庫・六甲国際GC(6527ヤード、パー72)で行われた。2位から出た24歳のセキ・ユウティン(ミツウロコグループホールディングス)は、3バーディー、2ボギーの71で回って通算8アンダー。首位の藤田さいき(チェリーゴルフ)に4打差の4位に後退した。それでも、30ヤード伸びたドライバーショットと切れるアイアンショットで観客を魅了。悲願のツアー初優勝に向けて、あきらめない姿勢を示した。
セキは、1番パー5から右拳を握った。4メートルのバーディーパットを決め、3番パー3でもスコアを伸ばした。スタート時点では3打あった藤田との差を1打にし、切れるアイアンショットでピンを狙い続けた。だが、後半はパットがカップに嫌われた。
「今日も伸ばせたのは良かったけど、パターがもう少し入ってほしかったです。後半はほとんど、(ショットがピンの)5ヤード以内につけられたけど、パターが1つしか入らなったのが悔しかったです」
ドライバーショットは左足を数センチ浮かせる「一本足打法」と筋トレ効果で飛距離を伸ばし、アイアンショットではドロー、フェードを打ち分けられるようになった。厳しいピン位置についても「攻めていける」と強気。結果的に藤田との差は4打に広がっても、「優勝したいです。ゴルフはいろんな可能性があると思うので、一生懸命頑張ります」と言葉に力を込めた。
(THE ANSWER編集部)
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