小祝さくら、集中しすぎて大量の松の枯れ葉に乗ってショット「滑ったら恥ずかしかった」
国内女子ゴルフツアーの宮里藍サントリーレディス第3日が11日、兵庫・六甲国際GC(6527ヤード、パー72)で行われた。4位から出た小祝さくら(ニトリ)は、5バーディー、1ダブルボギー、2ボギーの71で回って通算7アンダー。首位に5打差の8位に後退した。原因はショットの乱れで、足元にあった大量の松の枯れ葉を取り払うことも忘れていた。首位は通算12アンダーの藤田さいき(チェリーゴルフ)。2位には、3打差の通算9アンダーで前週優勝の稲見萌寧(Rakuten)とルーキーの尾関彩美悠(フリー)がつけている。
宮里藍サントリーレディス第3日
国内女子ゴルフツアーの宮里藍サントリーレディス第3日が11日、兵庫・六甲国際GC(6527ヤード、パー72)で行われた。4位から出た小祝さくら(ニトリ)は、5バーディー、1ダブルボギー、2ボギーの71で回って通算7アンダー。首位に5打差の8位に後退した。原因はショットの乱れで、足元にあった大量の松の枯れ葉を取り払うことも忘れていた。首位は通算12アンダーの藤田さいき(チェリーゴルフ)。2位には、3打差の通算9アンダーで前週優勝の稲見萌寧(Rakuten)とルーキーの尾関彩美悠(フリー)がつけている。
ショットメーカーの小祝が、ショットで苦しんだ。
「昨日から怪しかったんですが、原因がちょっと分からないんです。2番のティーショットは、手前でダフって(ヘッドの)右にかかっちゃった感じでした」
結果、ボールはラフを越えて斜面に。そしてドロップ後、スタンスを取る位置には大量の枯れた松の葉があった。通常なら、それらを整備して足場を固めるところだが、小祝はそのまま枯れ葉の上に乗って、ショットを放った。
「なんか、すごくいっぱいありましたし、何か傾斜がすごすぎて、足場のことは忘れていました……。滑ったら恥ずかしかったです」
7番パー4では、第2打を左サイドのペナルティーゾーンに打ち込んだ。
「カットに打とうと思ったら、そのまま左へストレートの球が出てしまいました」
結果はダブルボギー。その後は2つスコアを伸ばして、8位に踏みとどまった。前々週のリゾートトラストレディスで優勝。海を渡って出場した前週の全米女子オープンは20位で、今大会も出場と無休を続けている。それでも、「疲れているのか」の問いには、「いや、そうじゃなくてショットが……」と返し、「修正して最終日にビッグスコアを出したいです」と前を向いた。
(THE ANSWER編集部)