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井上尚弥、“11秒KO男”陣営が早くも白旗!? 「テテは金曜日まで優勝候補だった」

ボクシングのWBA世界バンタム級タイトルマッチで王者ジェイミー・マクドネル(英国)に初回1分52秒でTKO勝ちを収め、3階級制覇を成し遂げた井上尚弥(大橋)。第2回となるワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)の大会参戦を表明しているが、同じく参戦が決定しているWBO世界バンタム級王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)のトレーナーはマクドネル戦の衝撃から井上を優勝候補筆頭に挙げている。米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。

井上尚弥【写真:Getty Images】
井上尚弥【写真:Getty Images】

WBO王者テテのトレーナーが井上を優勝候補筆頭に

 ボクシングのWBA世界バンタム級タイトルマッチで王者ジェイミー・マクドネル(英国)に初回1分52秒でTKO勝ちを収め、3階級制覇を成し遂げた井上尚弥(大橋)。第2回となるワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)の大会参戦を表明しているが、同じく参戦が決定しているWBO世界バンタム級王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)のトレーナーはマクドネル戦の衝撃から井上を優勝候補筆頭に挙げている。米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。

「The Monster」が残した112秒の衝撃は、高額賞金のWBSSで覇権を争うライバル陣営をも震撼させていた。

「テテは金曜日まで(WBSS)優勝候補だった」

 同メディアに対し、こう語っているのはテテのトレーナーのコリン・ネイサン氏。昨年11月にWBO世界バンタム級1位のシボニソ・ゴニャ(南アフリカ)戦でタイトルマッチ史上最速の11秒KO勝ちを収め、ボクシング界を驚かせたテテだが、25日をもって、WBSSの優勝候補ではなくなったのだという。

 金曜日に一体何が起きたのか……。それは井上の圧巻の3階級制覇劇だった。記事では「彼はマクドネルを最初のショットで打ち砕いた。左フックで凍りつかせると、ボディショットで崩れ落ちた」と圧巻の強さを振り返っている。

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