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井上尚弥が遂にリング誌PFP1位に選ばれた理由 ラスト1票投じた編集長「彼の活躍は…」

ボクシングの世界バンタム級3団体統一を達成した井上尚弥(大橋)が、世界で最も権威ある米老舗専門誌「ザ・リング」のパウンド・フォー・パウンド(PFP)最新版で1位に選出された。階級を超えた現役最強ボクサーを決める格付けで、日本人初の歴史的快挙を達成。最終的に1位を決めた同誌のダグラス・フィッシャー編集長は「イノウエの活躍はセンセーショナル。彼のオフェンスボクシングは完璧だった」と理由を明かしている。

3団体統一を成し遂げ、高々とこぶしを挙げる井上尚弥【写真:荒川祐史】
3団体統一を成し遂げ、高々とこぶしを挙げる井上尚弥【写真:荒川祐史】

4-4で票は割れるも最後に1位票を投じた編集長の見解

 ボクシングの世界バンタム級3団体統一を達成した井上尚弥(大橋)が、世界で最も権威ある米老舗専門誌「ザ・リング」のパウンド・フォー・パウンド(PFP)最新版で1位に選出された。階級を超えた現役最強ボクサーを決める格付けで、日本人初の歴史的快挙を達成。最終的に1位を決めた同誌のダグラス・フィッシャー編集長は「イノウエの活躍はセンセーショナル。彼のオフェンスボクシングは完璧だった」と理由を明かしている。

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 前回ランクで3位だった井上は、1位だった3団体統一ヘビー級王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)、2位だったWBO世界ウェルター級王者テレンス・クロフォード(米国)という世界的スターを抜き、1位に浮上。7日に再戦となったWBC王者ノニト・ドネア(フィリピン)を2回TKOで破り、バンタム級3団体統一を達成したことが最大級に評価された形だ。

 同誌によると、格付けはパネリスト9人の投票で行われたが、ウシクと井上で4-4で分かれたという。そして、最後に票を投じたのが、フィッシャー編集長。どちらに投じるか迷ったというが、井上を選び、1位が決まった。「イノウエの活躍はセンセーショナル。彼のオフェンスボクシングは完璧だった」「私は彼が順位を1つ上げることに賛成だった。1位はイノウエでもウシクでも甲乙つけがたい。どちらが1位になっても問題ない」と同氏は理由を明かした。

 リング誌PFP最新版トップ10は以下の通り。

1位井上尚弥(日本)

2位オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)

3位テレンス・クロフォード(米国)

4位エロール・スペンスJr.(米国)

5位フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)

6位サウル・アルバレス(メキシコ)

7位ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)

8位ドミトリー・ビボル(ロシア)

9位ジョシュ・テイラー(英国)

10位ジャーメル・チャーロ(米国)

(THE ANSWER編集部)


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