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フィギュア年齢制限引き上げ 25歳トゥクタミシェワの見解「競争は成長の原動力に」

国際スケート連盟(ISU)は7日、フィギュアスケートのシニア大会の年齢制限を15歳から17歳以上に段階的に引き上げると総会で決定した。22-23年シーズンは15歳のままだが、23-24年は16歳、24-25年以降は17歳となる。海外からも様々な意見が寄せられているが、25歳のエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)は「変更がキャリアの継続への刺激となり、スケーターたちの利益になることを信じたい」などと反応している。

エリザベータ・トゥクタミシェワ【写真:Getty Images】
エリザベータ・トゥクタミシェワ【写真:Getty Images】

ISUが段階的な年齢制限引き上げを決定

 国際スケート連盟(ISU)は7日、フィギュアスケートのシニア大会の年齢制限を15歳から17歳以上に段階的に引き上げると総会で決定した。22-23年シーズンは15歳のままだが、23-24年は16歳、24-25年以降は17歳となる。海外からも様々な意見が寄せられているが、25歳のエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)は「変更がキャリアの継続への刺激となり、スケーターたちの利益になることを信じたい」などと反応している。

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 ロシアは18年平昌五輪で当時15歳のアリーナ・ザギトワが金メダルを獲得。今年2月の北京五輪でもROC(ロシア・オリンピック委員会)として出場したカミラ・ワリエワが15歳にして優勝候補と注目を集めていた。他にも若き才能を数多く抱えており、重鎮コーチのタチアナ・タラソワ氏らが決定に対して反発の意見を語ったことも母国メディアが伝えていた。

 一方、女子フィギュア界ではベテランの域である25歳に達しても、第一線で活躍を続けるトゥクタミシェワはインスタグラムで年齢制限引き上げに反応。「私が言えることは、自分が若い年齢で勝っていた人たちの立場にいたこと、そして今は子供のころから難度の高いコンテンツを行い、とても自信のある若いスケーターたちと競う人たちの立場にいることです」とまずは自身の現状を振り返っている。

 さらに「私にとってそのような競争は自分の成長を止めず新しいことを試し続けるモチベーションになりました」と、若い力の突き上げが自身の成長への原動力になったことを認めながら「おそらくこれ(年齢制限)は精神的な、そして身体的な健康を維持するという観点から見て正しいです」ともつづった。

「結果的にこのような変更がキャリアの継続への刺激となり、スケーターたちの利益になることを信じたいです」と締めくくっているトゥクタミシェワ。見解に、コメント欄には「君は正しいことを言っている」「私たちの最も不屈の女子スケーター!! リーザ、新しいプログラムを首を長くして待っている」「リーザチカ! あなたを誇りに思いとても愛している」「私はあなたのスケーティングとスポーツマンシップを愛しています」と母国のファンからコメントが集まっている。

(THE ANSWER編集部)


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