井上尚弥、ドネア戦前に圧倒的実力を英紹介 タイソンら元王者も虜「あいつはヤバイ」
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級(53.5キロ以下)統一王者・井上尚弥(大橋)が、7日にさいたまスーパーアリーナでWBC同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)と3団体王座統一戦(Amazon プライム・ビデオで独占生配信)を行う。英メディアは試合を前に井上について紹介。ヘビー級の伝説的王者マイク・タイソン(米国)らがかつて語ったモンスターへの称賛の言葉を改めて伝えている。
井上は今日ドネアと対戦
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級(53.5キロ以下)統一王者・井上尚弥(大橋)が、7日にさいたまスーパーアリーナでWBC同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)と3団体王座統一戦(Amazon プライム・ビデオで独占生配信)を行う。英メディアは試合を前に井上について紹介。ヘビー級の伝説的王者マイク・タイソン(米国)らがかつて語ったモンスターへの称賛の言葉を改めて伝えている。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」(W-ANS ACADEMYへ)
英ラジオ局「トークスポーツ」は「“モンスター”として知られる日本のナオヤ・イノウエ、マイク・タイソンはパッキャオと比較」との見出しで記事を公開。「イノウエはこの競技で最も破壊的なパンチャーかもしれない」と井上を紹介しつつ、かつてタイソンが自身のポッドキャスト番組「ホットボクシング」で語っていた内容を伝えている。
「あいつはとんでもない奴だ」「彼はマニー・パッキャオ以上だ。凶暴でモンスター、ヤバいやつなんだ」と井上についてタイソンが絶賛していたと記載している同メディアは、「DAZNの解説員で、英国ボクシング界のご意見番であるマイク・コステロ氏は自身のパウンド・フォー・パウンド(P4P)ではイノウエが1番だと話していた」と、英公共放送「BBC」でボクシング担当を務めるマイク・コステロ記者の高評価も合わせて紹介した。
また、2018年5月に井上に開始112秒でTKO負けして王座陥落した元WBAバンタム級正規王者ジェイミー・マクドネル(英国)が、敗れた試合後に語ったコメントも記載。「彼のパワーは本物だ」「大きな衝撃音がしたのに、見えなかった」と圧倒的パワーに驚いていたと伝えている。
記事では「KOアーティストといえば、ワイルダーのような飛ばし屋であったり、デービスのようなワンショットカウンター、アルツール・ベテルビエフのような強靭な肉体に頼りがちな選手が多い。その中で29歳がスペシャルな理由は、そのKOパワーがコンビネーションやテクニック、正確性に結びついているからだ」と井上を称賛。今日のドネア戦を前に、その実力を振り返っていた。
(THE ANSWER編集部)