海外ボクサー、試合中に“幻覚”と戦う珍事発生 米仰天「誰もいないコーナーに…」
南アフリカで開催されたボクシングの試合中に、ボクサーが“幻覚”と戦う驚きの事態が生じた。現地時間5日の出来事を米紙「USAトゥデー」の格闘技専門メディア「MMAジャンキー」が報じている。
南アフリカの試合でまさかの出来事
南アフリカで開催されたボクシングの試合中に、ボクサーが“幻覚”と戦う驚きの事態が生じた。現地時間5日の出来事を米紙「USAトゥデー」の格闘技専門メディア「MMAジャンキー」が報じている。
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WBFアフリカのライト級タイトルマッチでの出来事が、海外ボクシングファンの驚きを呼んでいる。10回、シミソ・ブテレジが対戦相手のシフェシレ・ムントゥングワからロープ際でダウンを奪取。ムントゥングワは立ち上がって試合を再開しようとしたが、優位に立ったブテレジの様子がおかしい。
なんと相手のことは無視するかの如く、誰もいないリングサイドに向かってパンチを繰り出し始めたのだ。“幻覚”と戦っているような様子を見て、レフェリーが試合を止めた。「MMAジャンキー」は「アフリカのボクシングの試合で心配させる場面 正気を失ったボクサーが幻の相手と対戦」との見出しで記事を掲載している。
記事では「無敗のブテレジが困惑し、姿のない相手に対して拳を振り回した」「ブテレジは気を失ったようで、相手から離れて審判と対峙すると、誰もいないコーナーに向かってパンチを繰り出し始めた」となどこの事態を伝えている。
また同メディアは「審判はすぐに試合を止め、ムントゥングワ勝利とした。ブテレジの容態は安定しており、数日様子を見るようだ」と、試合結果とブテレジの様子について報じている。
(THE ANSWER編集部)