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WBSS本命は井上尚弥 米メディアが「圧巻、規格外、強烈無比」と評す“三種の武器”

ボクシングのWBA世界バンタム級タイトルマッチで正規王者ジェイミー・マクドネル(英国)に初回1分52秒でTKO勝ちを収め、3階級制覇を成し遂げた井上尚弥(大橋)。超高額賞金の一大イベント「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」に参戦することを正式表明しているが、米メディアはスピード、パワー、ボディ打ちの“三種の武器”を誇る「The Monster」をV候補に太鼓判。対抗馬にプエルトリコの新王者を挙げている。米ボクシング専門メディア「ボクシングニュース24」が報じている。

井上尚弥【写真:Getty Images】
井上尚弥【写真:Getty Images】

3つの武器に「WBSS制覇の優位性」、最大のライバルは“プエルトリコの怪物”

 ボクシングのWBA世界バンタム級タイトルマッチで正規王者ジェイミー・マクドネル(英国)に初回1分52秒でTKO勝ちを収め、3階級制覇を成し遂げた井上尚弥(大橋)。超高額賞金の一大イベント「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」に参戦することを正式表明しているが、米メディアはスピード、パワー、ボディ打ちの“三種の武器”を誇る「The Monster」をV候補に太鼓判。対抗馬にプエルトリコの新王者を挙げている。米ボクシング専門メディア「ボクシングニュース24」が報じている。

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「衝撃の112秒」でマクドネルを圧倒し、3階級制覇を果たした井上。今年、第2回大会を行うWBSSで新設されるバンタム級のトーナメント「WBSS」に参戦を正式表明した。昨年9月にスタートしたボクシング界の一大イベント。第1回大会ではクルーザー級とスーパーミドル級の8選手がエントリー。賞金総額5000万ドル(約53億円)というトーナメント形式で最強王者の座を争っている。

 WBO世界バンタム級王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)、WBA世界スーパー王者ライアン・バーネット(英国)、IBF世界王者のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)の参戦がすでに発表されており、テテは井上―マクドネル戦後、「おめでとう、ナオヤ・イノウエ。我々のファイトを、オレは待ち切れない!すぐに会おう」とツイート。祝福とともにWBSSでの挑戦状を叩きつけていた。

 大注目の“ボクシングのW杯”。特集では優勝の本命に井上を挙げている。「イノウエのスピード、パワー、ボディの能力でWBSSトーナメント制覇に優位性を与えている」と分析。圧巻のスピード、規格外のパワー、マクドネルをいきなりマットに沈めた強烈無比なボディブローの3つの武器を高く評価。「The Monster」こそが優勝候補としている。

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