稲見萌寧にまさかのトラブル 2m超ブッシュに阻まれ、止むを得ず左打ち→ダブルボギー
国内女子ゴルフツアーのリゾート トラストレディスが26日、山梨・メイプルポイントGC(6580ヤード、パー72)で開幕した。昨季賞金女王の稲見萌寧(Rakuten)は前半を終えて37。5番パー4でバーディーを先行するも、9番パー4では第2打で左打ちを強いられるトラブルに見舞われ、ダブルボギーにした。同ホールでは植竹希望(サーフビバレッジ)、原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)もダブルボギー。戦略性の高いコースで、他のホールでもトラップ(罠)にはまる選手が続出している。
国内ツアー・リゾート トラストレディスが開幕
国内女子ゴルフツアーのリゾート トラストレディスが26日、山梨・メイプルポイントGC(6580ヤード、パー72)で開幕した。昨季賞金女王の稲見萌寧(Rakuten)は前半を終えて37。5番パー4でバーディーを先行するも、9番パー4では第2打で左打ちを強いられるトラブルに見舞われ、ダブルボギーにした。同ホールでは植竹希望(サーフビバレッジ)、原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)もダブルボギー。戦略性の高いコースで、他のホールでもトラップ(罠)にはまる選手が続出している。
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9番パー4。稲見は第1打を左の深いクロスバンカーに入れた。バンカー内には高さ2メートル超のブッシュ(生い茂った藪)があり、ボールはその15センチ前に止まっていた。だが、スタンスは取れない状況。稲見はキャディーと話し合った結果、左打ちを選択した。最初はヘッドを立てて打とうとしたが、空振りも懸念されたことでヘッドの背でヒット。ボールをバンカー内で10ヤード転がした。
ピンまで残り約140ヤードの第3打はピン下約15メートルにオン。2パットのボギーで終えたいところだったが、ファーストパットを3メートルもショートし、ボギーパットも右に外れた。
同組の植竹も同じ9番で苦しんだ。第1打は左バンカーに向かう斜面へ。極端な前上がりの第2打を左に引っ掛け、カート付近から第3打を放つも、グリーン右のラフに打ち込んだ。第4打もグリーン左上に切られたピンをオーバーしてグリーンの外へ。第5打も寄せきれなかったが、2.5メートルのパットを入れてダブルボギーにした。
19年大会優勝者の原は9番に加え、3番パー3、4番パー4でも叩き、前半9ホールで3ダブルボギーにしている。起伏が激しく、フェアウェーとグリーンのアンジュレーションに富んだコースは、バーディーも取れるが、ボギー、ダブルボギーも容易に出る。選手にとってはタフな戦いになりそうだ。
(THE ANSWER編集部)