日本の総領事がMLB始球式できず マウンド譲らなかった大投手に困惑の声「冗談かと…」
米大リーグ・メッツは13日(日本時間14日)、本拠地でマリナーズと対戦。この日の試合は「ジャパン・ヘリテージ・ナイト」と銘打たれ、在ニューヨーク日本国領事館の森美樹夫総領事の始球式が予定されていた。しかし、メッツ先発のマックス・シャーザー投手が投球練習をやめなかった為、始球式は急遽中止に。地元紙「ニューヨーク・ポスト」は「最初は冗談かと思ったが、マックスはかなり集中していた」などと報じている。
“ジャパン・ナイト”で珍事
米大リーグ・メッツは13日(日本時間14日)、本拠地でマリナーズと対戦。この日の試合は「ジャパン・ヘリテージ・ナイト」と銘打たれ、在ニューヨーク日本国領事館の森美樹夫総領事の始球式が予定されていた。しかし、メッツ先発のマックス・シャーザー投手が投球練習をやめなかった為、始球式は急遽中止に。地元紙「ニューヨーク・ポスト」は「最初は冗談かと思ったが、マックスはかなり集中していた」などと報じている。
前代未聞のハプニングが起きてしまった。米国が日本に野球を伝えてから150周年を記念した“ジャパン・ナイト”が開催されたこの日。始球式を務める予定だった森総領事がマウンドに近づく。しかし、先発のシャーザーは投球練習をやめようとしない。困った様子で立ちつくしてしまう森総領事。スタッフはやむなく森総領事を誘導し、グラウンドを後にさせてしまった。
この出来事に地元紙「ニューヨーク・ポスト」も注目した。「最初は冗談かと思ったが、マックスはかなり集中していた」と困惑。「シャーザーは、始球式を台無しにした」とMLB通算194勝右腕へ厳しい言葉もありながら、「シャーザーだけのせいではない。企画が悪かった」と、計画が不十分であったことも伝えた。
米地元中継局「スポーツネット・ニューヨーク」公式ツイッターは実際の映像を公開。米ファンからは「可哀相」「Excuse me…」「始球式のチャンスが」「恥ずべき事」「面白くない」などのコメントが集まった。メッツは1-2で敗れた。
(THE ANSWER編集部)