女子ゴルフ西村優菜、ベストスマイル賞V2へ謙虚に誓い「感謝の気持ちを込めて…」
女子ゴルフのほけんの窓口レディースが13日から3日間、福岡CC和白C(6299ヤード、パー72)で行われる。12日はプロアマ戦で選手たちが最終調整。ツアー通算4勝の21歳の西村優菜(スターツ)が取材に応じ、“連覇”のかかるベストスマイル賞へ謙虚な姿勢を見せた。
ほけんの窓口レディースが13日開幕
女子ゴルフのほけんの窓口レディースが13日から3日間、福岡CC和白C(6299ヤード、パー72)で行われる。12日はプロアマ戦で選手たちが最終調整。ツアー通算4勝の21歳の西村優菜(スターツ)が取材に応じ、“連覇”のかかるベストスマイル賞へ謙虚な姿勢を見せた。
西村はドライバーショットの改善に取り組んでいる。プロアマ戦を終え「ドライバーショットが良くなかったけど、少しずつ修正したい」と説明。改善点についてこう明かした。
「凄く単純なことですが、ティーを低くしています。それでちゃんと打てるようにしたい。それがハマった感じがありますね。もともと低いタイプですが、キャリー(着弾地点までの距離)を出したくて高くしていました。それでスイングのブレがあったので、低くしています。いいスイングで、いいテンポで打ちたいです」
以前はヘッド上部からボール半分ほど飛び出す高さだったが、今では「ほぼほぼ出ていない。(下げ幅は)5ミリくらいですかね」と明かした。「(飛距離は)2、3ヤード落ちますが、そこよりもブレを防がないとけない」とスイングの再現性を高めるための措置。「打ちやすいので、自然に段々と高くなっていました。低い方が(感覚的に)気持ちが悪いけど、そこでやらないといけない。低くしてダメだったらスイングが悪いということ」とした。
今季のトップ10は2位2度を含む5度と安定。ポイントで争うメルセデス・ランキングは未勝利選手では最高の5位につけている。福岡入り後は「もつ鍋は食べました」とニッコリ。昨年はギャラリーのウェブ投票で決まる大会恒例の「ベストスマイル賞」を初受賞。2019年まで6連覇したイ・ボミ(延田グループ)を止めた。西村は「去年いただいたからこそ、感謝の気持ちを込めて福岡でいいプレーができたら」と謙虚に活躍を誓った。
(THE ANSWER編集部)