永峰咲希、無症状だったコロナ陽性の隔離期間中に復調の転機「やっぱり素振りは大事」
国内女子ゴルフツアーのパナソニックオープンレディース第2日が30日、千葉・浜野GC(6660ヤード、パー72)で行われた。16位から出た永峰咲希(ニトリ)は、3バーディー、ボギーなしの69で回って通算4アンダー。首位に4打差の5位につけた。今季は調子が上がらず、地元宮崎県開催の第4戦アクサレディスを新型コロナウイルス感染で欠場。だが、無症状だったことで隔離期間中に素振りを繰り返し、復調のきっかけをつかんだことを明かした。首位は通算8アンダーのテレサ・ルー(太陽生命)、2位は通算6アンダーの西郷真央(島津製作所)。史上3人目の初優勝から2週連続Vを狙う高橋彩華(東芝)は通算5アンダーで3位につけている。
国内女子ゴルフ・パナソニックオープンレディース第2日
国内女子ゴルフツアーのパナソニックオープンレディース第2日が30日、千葉・浜野GC(6660ヤード、パー72)で行われた。16位から出た永峰咲希(ニトリ)は、3バーディー、ボギーなしの69で回って通算4アンダー。首位に4打差の5位につけた。今季は調子が上がらず、地元宮崎県開催の第4戦アクサレディスを新型コロナウイルス感染で欠場。だが、無症状だったことで隔離期間中に素振りを繰り返し、復調のきっかけをつかんだことを明かした。首位は通算8アンダーのテレサ・ルー(太陽生命)、2位は通算6アンダーの西郷真央(島津製作所)。史上3人目の初優勝から2週連続Vを狙う高橋彩華(東芝)は通算5アンダーで3位につけている。
永峰は突然、空いた1週間を有効に使っていた。地元で張り切っていたアクサレディス(3月25~27日)開幕の4日前、PCR検査を受けて陽性と判明。試合は欠場し、自宅での隔離が始まった。
当初は「どう過ごせばいいのか」と思っていたが、無症状だったことで、クラブを握って部屋の中で素振りを開始。しばらく振って、スイング動画を見て、また振るを繰り返した。それが発見につながったという。
「まず、自分のリズムを確認できました。そして、重心位置も。私は前にいきがちなのですが、お尻で構えるようにしたら安定することに気づけました。やっぱり、素振りは大事です。あと、隔離中はハリーポッターを全部、見ることができました。楽しかったです」
無症状は続き、翌週のヤマハレディースオープン葛城から復帰。以降も上位には絡めなかったが、素振りは継続して今週になって復調のきっかけをつかんだ。そして、「地元の方は、体調が悪くて、私の成績が悪いと思われているかもしれないので、『元気ですよ』ということを報告できるように、(最終日を)頑張りたいです」と意気込んでみせた。
(THE ANSWER編集部)