松山、絶品の“スネークパット”に米絶賛の嵐「ボールが生きているかのようだ」
米男子ゴルフのAT&Tバイロン・ネルソン(トリニティ・フォレストGC、パー71)第2日は18日、120位から出た松山英樹(レクサス)が8バーディー、ノーボギーの「63」で回り、通算7アンダーでフィニッシュ。17番パー3では難解なスネークラインを読み切った絶品の“S字パット”が炸裂。PGAツアーは「なんてパットなんだ!」と動画付きで公開し、米ファンは「偉大なるパットとはこのことだ」「ボールが生きているかのようだ」と絶賛の嵐となっている。
17番で難解ライン読み切ったスーパーパット炸裂、PGA「なんてパットなんだ!」
米男子ゴルフのAT&Tバイロン・ネルソン(トリニティ・フォレストGC、パー71)第2日は18日、120位から出た松山英樹(レクサス)が8バーディー、ノーボギーの「63」で回り、通算7アンダーでフィニッシュ。17番パー3では難解なスネークラインを読み切った絶品の“S字パット”が炸裂。PGAツアーは「なんてパットなんだ!」と動画付きで公開し、米ファンは「偉大なるパットとはこのことだ」「ボールが生きているかのようだ」と絶賛の嵐となっている。
本来の松山の姿に近づいてきた。圧巻のスーパーパットを決めたのは、17番パー3だった。
1打目でグリーンに乗せたが、距離を残した難解なライン。松山は慎重に読み、打ち出した。しかし、ボールはカップに対して大きく左へ。ところが、半分ほどの地点で大きくスライス。今度はカップより右に流れた。残り2メートル。ラインを読み違えたか――。そう思った次の瞬間だ。ここから再び、一気に左に曲がり始めたのだ。
ボールはカップの方向へ。まさかを予感したギャラリーも一気に沸き立つ。そして、縁をなでるようにしてカップに消えたのだ。信じられないような“S字パット”にコース上は大歓声。クールな松山は右拳を握って珍しくガッツポーズを繰り出し、まるで「入っちゃった」と言わんばかりに茶目っ気たっぷりの笑みをこぼしていた。