大谷翔平、相手打者のバット破壊に取った行動に米反響「なんてピュア」「礼儀正しいね」
20日(日本時間21日)の敵地アストロズ戦で今季初勝利を挙げた米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手。6回1安打無失点で自己最多タイ12三振を奪う快投だったが、この試合で大谷が三振した相手打者の“バット破壊”で思わず固まるハプニングが話題に。その後の対応を含め、ファンから「なんてピュア」「礼儀正しいね」などの声が上がっている。
三振した相手打者がバットを叩きつけ、思わず固まるハプニング
20日(日本時間21日)の敵地アストロズ戦で今季初勝利を挙げた米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手。6回1安打無失点で自己最多タイ12三振を奪う快投だったが、この試合で大谷が三振した相手打者の“バット破壊”で思わず固まるハプニングが話題に。その後の対応を含め、ファンから「なんてピュア」「礼儀正しいね」などの声が上がっている。
大谷のあまりのキレ味に打者のフラストレーションが爆発した。初回1死で対戦したブラントリーは追い込まれ、低めのスプリットに思わず手が出た。ベース付近でワンバウンドし、見送ればボールだったが、ここは大谷に軍配。そして、次の瞬間だ。ブラットリーは悔しさをぶつけるようにバットをグラウンドに叩きつけると、バットが折れ、破片が飛んだ。
すると、大谷は驚いたように固まった。しかし、すぐに意識を向けたのは打席付近に落ちたバットの破片。すぐさま指さして片づけるようにアピールした。この一幕は米国でもツイッター上で話題に。
大谷好きで知られる米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏は「ショウヘイ・オオタニのエグいスプリット。そして、欠けたバットの破片をすごく気にする」、「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米投球分析家ロブ・フリードマン氏も「ショウヘイ・オオタニのヤバい90マイル(約145キロ)のスプリット。ショウヘイはブラントリーがバットを欠けさせた時に、立ち止まりじっと見つめた」と紹介した。
大谷の振る舞いに対し、米ファンからは両者の返信欄で「世界にはもっとオオタニが必要」「オオタニらしいね」「なんてピュアな人間なの」「誰かが拾わなきゃ?」「礼儀正しいね」、一方で怒りを露わにしたブラントリーに対しても「ブラントリーらしくないな」「怒ってるね」「ごみは拾いましょう!」などの声が上がり、視線を集めていた。
(THE ANSWER編集部)