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198cm&70kgの規格外ボクサーが暫定王座獲得 9回TKOで米絶賛「威力のレベルが違う」

9日に行われたボクシングのWBC世界スーパーウェルター級暫定王座決定戦(米ラスベガス)は、同級2位で198センチの長身セバスチャン・フンドラ(メキシコ)が、9回終了で相手の同級1位エリクソン・ルビン(米国)の棄権によりTKO勝ち。暫定王座を手にした。互いにダウンを奪う熱戦だったが、フンドラには現役世界王者からも「チートコードだ」などと称賛が寄せられている。

セバスチャン・フンドラ(写真は2021年)【写真:Getty Images】
セバスチャン・フンドラ(写真は2021年)【写真:Getty Images】

フンドラが9回TKOでルビンに勝利

 9日に行われたボクシングのWBC世界スーパーウェルター級暫定王座決定戦(米ラスベガス)は、同級2位で198センチの長身セバスチャン・フンドラ(メキシコ)が、9回終了で相手の同級1位エリクソン・ルビン(米国)の棄権によりTKO勝ち。暫定王座を手にした。互いにダウンを奪う熱戦だったが、フンドラには現役世界王者からも「チートコードだ」などと称賛が寄せられている。

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 強さを発揮した。2回残り10秒、頭一つ分は背が高いフンドラが、177センチのルビンの顎を右アッパーで打ち抜く。後ろ向きにダウン。フンドラは飛び上がって喜んだ。立ち上がったルビンだが、ダメージは残っていた模様。ラウンド終了のゴングに救われた。

 その後、7回にはルビンが逆にダウンを奪うなど試合は白熱。しかし、ルビンの顔面は大きく腫れあがり、9回終了で棄権せざるを得なかった。TKO勝ちのフンドラが暫定王座を手にした。

 通算19勝(13KO)1分けと無敗を継続したフンドラに、ツイッター上でも称賛の声が寄せられた。WBO世界ウェルター級王者テレンス・クロフォードは「フンドラはチートコードだ」などとその能力を評価。米紙「USAトゥデー」の元記者、ボブ・ベリン氏は「9ラウンドでフンドラは無敗のまま激闘を終えた。素晴らしい試合だった」と称えた。

 また米専門誌「ザ・リング」に寄稿するライターのマイケル・モンテーロ氏も「素晴らしいコーナーワークだった。両者ともよく頑張ったが、フンドラのパンチの威力はレベルが違った」と、フンドラの攻撃力を評価していた。

(THE ANSWER編集部)

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