ヤンキース人類最速左腕が投じた503回転の謎魔球に米注目「これは念力だと断言する」
米大リーグでヤンキースの人類最速左腕、アロルディス・チャプマン投手が投じた「503回転」の魔球が話題を呼んでいる。米投球分析家が紹介し、ファンからは「これは念力だと断言する」「ヤバ過ぎ」との声が上がっている。
チャプマンが投じた「スプリット」が不思議な変化
米大リーグでヤンキースの人類最速左腕、アロルディス・チャプマン投手が投じた「503回転」の魔球が話題を呼んでいる。米投球分析家が紹介し、ファンからは「これは念力だと断言する」「ヤバ過ぎ」との声が上がっている。
人類最速169キロを誇るチャプマンが変化球でファンの視線を釘付けにした。9日(日本時間10日)のレッドソックス戦の9回に登板した左腕が、先頭の右打者ダルベックを追い込み、投じた4球目。思い切り腕を振って投げた白球は、ふわりと浮き上がるような軌道を描き、打者の手元で落ちた。不思議な変化だったのか、打者のバットは空を切り、捕手はストライクゾーンだったが、掴み損ねてボールを落とした。
MLB公式サイトの速報によると、「スプリット」と表示されているが、ナックルのようにも映る。「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米投球分析家ロブ・フリードマン氏は、ツイッターに「アロルディス・チャプマン、86マイル(約138キロ)のスプリット 503回転」と紹介し、実際の動画を投稿。通常、ストレートでは毎分2000回を超える回転数が、極端に少なかったことを驚きとともに伝えた。
目撃した米ファンからは「これは念力だと断言する」「このボールを習得したのは彼にとってキャリア最高の選択だね」「ヤバ過ぎ」などの驚きの声が続々。チャプマンは1回をパーフェクトに抑え、今季2試合目で初セーブを記録した。
(THE ANSWER編集部)