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久保建英、五輪女子を指導の名伯楽 「スーパーアスリート塾」で説く体幹強化の必要性

サッカー日本代表MF久保建英(マジョルカ)らを長年指導するプロトレーナー、木場克己氏(COREトレSTUDIO)が福岡・博多市内で小・中学生を対象にしたトレーニングイベント「スーパーアスリート塾」を開催。世界で通用するアスリートを目指すための必須条件として怪我をしない身体作りメソッドを伝授した。

怪我をしない身体作りメソッドを伝授するプロトレーナーの木場克己氏【写真:編集部】
怪我をしない身体作りメソッドを伝授するプロトレーナーの木場克己氏【写真:編集部】

プロトレーナー・木場克己氏が福岡の少年たちに指導

 サッカー日本代表MF久保建英(マジョルカ)らを長年指導するプロトレーナー、木場克己氏(COREトレSTUDIO)が福岡・博多市内で小・中学生を対象にしたトレーニングイベント「スーパーアスリート塾」を開催。世界で通用するアスリートを目指すための必須条件として怪我をしない身体作りメソッドを伝授した。

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 3月19日、博多市内で行われたトレーニングイベントには地元のサッカー少年や小学生スプリンター90人が集結した。久保、北京五輪スノーボード女子ビッグエア4位の岩渕麗楽の専属トレーナーを務める名伯楽として知られる木場氏の指導を受けられる貴重な機会とあって、冷え込んだ曇り空の中でも、会場には熱気が充満していた。

「育成年代の子供たちが順調に成長するために、最も大事なことはまず怪我をしないこと。怪我をしてしまうと、治療とリハビリの期間を立ち止まることになってしまう。怪我をしない身体作りで何が重要か。ブレない体幹を作ることが大事。中学、高校、そして、プロの世界を目指していく子供も多いと思う。皆さんにしっかりと伝えていきたい」

 イベントの挨拶で子供たちにこう訴えかけた木場氏。J1クラブの下部組織への加入も決まっているという有望株もイベントには参加していたが、気になる部分があったという。

「全体的に股関節や足首の可動域が狭い印象です。スムーズに関節が動いていない。体幹の部分も向上の余地が多い。トレーニングメニューでブレている子供たちもいましたね。柔軟性がなければ、怪我につながります」

 トレーニングに励んでいた子供の課題をこう指摘した木場氏。特製のゴムチューブを使ったステップのトレーニングでバランスを著しく崩す生徒もいた。体幹部分の強化の必要性に気付きを与える貴重な機会となった。

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木場 克己

KOBA式体幹バランストレーニング協会代表

プロトレーナー

 小2年で柔道を始め、小6の南九州柔道大会で優勝、優秀選手賞を獲得。中3で県内の大会のタイトルを優勝で飾る。全九州大会団体の部で優勝・県大会軽量級個人戦2位。高校でレスリングを始め、56キロ級九州大会で優勝。インターハイ、国体は団体戦3位。腰椎圧迫骨折で現役を退き、医療人の道へ。鍼灸師、柔道整復師、FC東京ヘッドトレーナー(95~02年)、G大阪ユーストレーニングアドバイザー(2016年~)、長友佑都専属トレーナー。

URL:http://kobakatsumi.jp/

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