躍進りくりゅうペアは「とても特別」 夫婦で支える海外コーチが感慨「1年半の結果だ」
フランス・モンペリエで行われたフィギュアスケート世界選手権・ペアで銀メダルを獲得した三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)のコーチが今季の躍進を称賛。将来について「またここに戻ってこられる」と期待した。
ブルーノ・マルコットコーチが称賛「彼らはとても特別」
フランス・モンペリエで行われたフィギュアスケート世界選手権・ペアで銀メダルを獲得した三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)のコーチが今季の躍進を称賛。将来について「またここに戻ってこられる」と期待した。
「ブルーノ・マルコット『ミウラ/キハラはとても特別』」との見出しで記事を掲載したのは、ペアに焦点を置く米フィギュアスケート専門サイト「ア・デバイン・スポーツ」だった。記事では“りくりゅう”の愛称で親しまれる三浦、木原組を指導するマルコット氏のインタビューを紹介。日本勢の過去最高成績となる銀メダルを獲得したことについて、このように称賛したという。
「銀メダルを見てこう考えてみるんだ、と伝えたんだ。『これは君たちの努力、参加した全ての大会、パンデミックのせいで家族から離れなければいけなかった1年半の結果なんだ。これらのメダルはその集大成なんだよ』」
りくりゅうペアは今季、グランプリ(GP)シリーズ第1戦のスケートアメリカで2位、同第4戦のNHK杯で3位と躍進。北京五輪では団体戦での銅メダル獲得に大貢献し、ペアでも日本勢初の7位入賞を果たした。19年のペア結成から3年足らずで快挙を次々と達成した2人について、マルコット氏は「彼らはとても特別」と称賛し、将来についてはこう続けた。
「もし彼らがこの関係、ハードワーク、彼ら自身に集中することをあと数年続けられれば、私たちはこの位置に再び戻ってこられると思う」
マルコット氏は、2度の世界選手権ペア女王に輝いたメーガン・デュハメル氏の夫で、夫婦でりくりゅうペアを指導。愛弟子の活躍に胸を膨らませていた。
(THE ANSWER編集部)