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米ボクシングで噛みつき事件勃発 2度ダウン奪った優勢選手が「不可解な行動に出た」

米ボクシングで“噛みつき事件”が勃発し、話題を集めている。26日(日本時間27日)にラスベガスで行われたスーパーライト級8回戦。ニコラス・デマリオ(アルゼンチン)がホスエ・バルガス(プエルトリコ)の体に噛みついてしまった。米メディアは「不可解な行動に出た」と報じた。

スーパーライト級8回戦でホスエ・バルガスに敗北したニコラス・デマリオ【写真:Getty Images】
スーパーライト級8回戦でホスエ・バルガスに敗北したニコラス・デマリオ【写真:Getty Images】

海外ボクサーが相手の肩をガブリ

 米ボクシングで“噛みつき事件”が勃発し、話題を集めている。26日(日本時間27日)にラスベガスで行われたスーパーライト級8回戦。ニコラス・デマリオ(アルゼンチン)がホスエ・バルガス(プエルトリコ)の体に噛みついてしまった。米メディアは「不可解な行動に出た」と報じた。

 すでに2度のダウンを奪っていたデマリオはクリンチで絡み合った際、相手の肩に顔をうずめる形となった。すると、そのまま三角筋の辺りをガブリ。バルガスは「え?」という困惑した表情を浮かべ、すぐにクリンチが解かれた。

 米興行大手・トップランク社は公式インスタグラムに動画を公開した。米メディア「インサイダー」は「2度のダウンを奪ったボクサー、対戦相手に理由もなく噛みつき、失格の危機に」の見出しで記事を掲載。「(バルガスの)上腕と肩に噛みつくという不可解な行動に出た」と伝え、こう続けた。

「28歳がストレートの失格処分ではなく減点で免れたのは幸運だった。それまでの戦いが無駄になるところだったからだ」「最終的に、バルガスはより効果的な打撃を与え、3人のジャッジから76-74(2人)、76-73の満場一致の判定を受けた」

 デマリオは2度のダウンを奪ったものの、0-3の判定負けを喫した。ボクシング界で噛みつきといえば、マイク・タイソンの“耳噛み事件”が有名。1997年6月のWBA世界ヘビー級タイトルマッチでイベンター・ホリフィールドと対戦し、3回に相手の耳を噛みちぎって失格となった。デマリオは失格にはならなかったが、試合に勝てなかった。

(THE ANSWER編集部)

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