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清宮は5戦連続安打、東、田嶋はローテ定着、中村奨、安田は? …開幕1か月ドラ1診断

プロ野球界も5月に入り、ゴールデンウイークの9連戦を終えた。セ・リーグでは3連覇を目指す広島が好スタートを切り、パ・リーグでは強力打線の西武が、30試合で貯金16と快進撃を続けている。一方で注目のルーキーたちはというと――。日本ハムのドラ1清宮幸太郎が1軍昇格から5試合連続安打。高卒ルーキーのデビューからの連続安打記録を更新している。金の卵たちは、ここまでをどう過ごしたのだろうか。2017年ドラフト1位の現状に注目してみた。

清宮幸太郎【写真:Getty Images】
清宮幸太郎【写真:Getty Images】

中村奨はファームでじっくりと、東は開幕からローテ守り奪三振はリーグ2位

 プロ野球界も5月に入り、ゴールデンウイークの9連戦を終えた。セ・リーグでは3連覇を目指す広島が好スタートを切り、パ・リーグでは強力打線の西武が、30試合で貯金16と快進撃を続けている。一方で注目のルーキーたちはというと――。日本ハムのドラ1清宮幸太郎が1軍昇格から5試合連続安打。高卒ルーキーのデビューからの連続安打記録を更新している。金の卵たちは、ここまでをどう過ごしたのだろうか。2017年ドラフト1位の現状に注目してみた。

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【セ・リーグ】

〇広島・中村奨成捕手(ファーム)32試合91打数20安打2本塁打7打点、打率.220
 広陵高から地元・広島に入団した甲子園のスター。1軍昇格はまだないが、2軍で力をつけている。こちらも将来有望な坂倉らと併用されながら、規定打席に到達。数字的には苦戦しているようだが、着実に経験を積んでいるようだ。

〇巨人・鍬原拓也投手(ファーム)3試合1勝1敗、防御率3.38
 中大から入団。即戦力の期待も、上半身のコンディション不良で出遅れ。ここまで3度登板し、5日の日本ハム戦で6回1安打無失点の快投でファーム初勝利をあげた。150キロ超の直球を連発するなど片りんを見せており、1軍デビューも近そうだ。

〇DeNA・東克樹投手(1軍)5試合2勝2敗、防御率2.41
 立命大から入団。今永、ウィーランドらが出遅れる中でローテーション入り。防御率はリーグ6位、奪三振37は菅野に次ぐリーグ2位の数字だ。170センチと小柄ながら、キレの良い140キロ台後半の直球とチェンジアップなどで三振の山を築いている。

〇阪神・馬場皐輔投手(ファーム)1試合1勝0敗、防御率0.00
 仙台大から入団。3月に右足に張りが出たが、4月29日のウエスタン、広島戦で中継ぎ登板。1イニングを打者3人で抑えた。180センチ、90キロの本格派右腕として今後の活躍が楽しみだ。

〇中日・鈴木博志投手(1軍)14試合1勝6ホールド、防御率2.45
 ヤマハから入団。即戦力の前評判に違わず、開幕からセットアッパーとしてフル回転。4月29日のDeNA戦で初失点したが、それまでは10試合連続無失点を続けていた。すでに竜投のブルペンに欠かせない存在に。

〇ヤクルト・村上宗隆内野手(ファーム)31試合113打数35安打3本塁打25打点、打率.310
 九州学院高から入団後に捕手から内野手にコンバート。188センチ、97キロの見事な体格でファームでは早くも順応している。打率はリーグ7位、打点はトップ。近い将来、主軸を打つ期待をかけたくなる。

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